【カイロ4日共同】イラクの首都バグダッド北部にあるイスラム教シーア派聖廟(せいびょう)の
入り口付近で4日、自爆テロがあり、AP通信によると、イランからの巡礼者16人を含む計38人が
死亡、72人が負傷した。聖廟はシーア派の宗教行事アシュラを7日に控え、巡礼者らで込み合っていた。
自爆犯は女との報道もあるが、ロイター通信はイラク治安当局者が捜査の結果、男と分かったと
述べたと報じた。犯行声明などは出ておらず、テロの背景は不明。
イラクでは2004年3月、同じくアシュラを機に巡礼者で込み合っていたバグダッドと中部の
シーア派聖地カルバラで同時爆破テロがあり、計約180人が死亡するなど、シーア派の宗教行事は
国際テロ組織アルカイダ系武装組織の標的となっている。
▼ソース:北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/138746.html