富山国際会議場を運営する第三セクター「富山大手町コンベンション」は今春をめどに、
同会議場の大手モール側を改装し、全天候型の屋外カフェを整備する。可動式の屋根を新設して
歩道の一部を覆い、パラソル付きのテーブルも並べる。路面電車の環状線化の十二月完了に
向けた“化粧直し”で、県都の新名所を目指す。
改装は、大手モールを走るLRT(次世代型路面電車)と富山城址公園による新たな都市景観を、
県内外からの利用客が屋外でくつろぎながら楽しめるようにする狙い。市民の待ち合わせや
憩いの場として、目印となるようなモニュメントの設置も検討する。
富山大手町コンベンションは環状線化に合わせ、一階「喫茶ミュゼ」前の歩道で、オープンカフェの
常設化を検討していた。さらに施設を改装して屋外の客席スペースを広げ、魅力向上を図ることにした。
現在、デザインの詰めの作業を進めている。
改装の終了後、パラソル付きのテーブルといすを常時、歩道に三−五組置く。目玉メニューも
開発する。富山大手町コンベンションの庄司康信専務は「第三セクターとして、大手モールのにぎわい
創出に率先し、もてなしの心を広げたい」と話している。
▼ソース:富山新聞
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20090104204.htm ※画像:富山国際会議場の改装イメージ図。今後、可動式屋根の形状やデザインなどを詰める
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