【宮崎】延岡市 「地域医療対策室」を新設 1月1日 医師不足対策を強化[12/31]

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 延岡市は、地域医療体制整備の取り組みを強化するため、来年1月1日付で「地域医療対策室」を
新設する。関係機関と連携しながら医師不足問題に対応する部署で、同市によると、地域医療に
特化した専門部署の設置は県内の自治体では初めて。さらに同市は1月以降、新しい高齢者
緊急通報システムや小児救急医療電話相談も始める。

 首藤正治市長が24日、地元医師会など関係機関の代表者でつくる医療問題懇話会で明らかにした。

 地域医療対策室は、健康福祉部内に設置。職員5人体制で、このうち3人が専任職員。医師確保の
支援や初期救急医療体制の充実、市民に安易な時間外受診を控えるよう呼び掛ける啓発業務などに
取り組む予定で、機構改革に伴い、健康福祉部は1人増員される。

 同市が1月から始める高齢者緊急通報は、体調が急変したときなどに電話機に取り付けたボタンを
押して異常を知らせるシステム。業務は24時間体制でサービスを提供する事業者に委託する。
1人暮らしのお年寄りや緊急性の高い疾病がある人が対象で、利用者には定期的に安否確認の
電話もかかってくる。

 小児救急医療電話は県の電話相談を補完するもので、2月上旬にスタート。平日の午後7時半‐
同10時、地元の看護師が相談を受ける。対象地区は同市と日向市、門川町、美郷町、日之影町、
諸塚村、椎葉村。本年度の事業費約50万円は2市3町2村で分担する。

 同市は、これまでに救急医療体制を維持するための財政支援を表明しているが、今後、医師会病院の
医師確保対策など4項目の支援策について関係機関と協議を進め、新年度予算案に盛り込む方針という。

=2008/12/31付 西日本新聞朝刊=
▼ソース
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/68581
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