「博多の台所」として知られる福岡市中央区春吉の柳橋連合市場は30日、年越し・正月準備の
買い物客でにぎわい、威勢の良い店主たちの掛け声が響き渡った。31日も午後7時半ごろまで営業。
新年初売りは、1月5日からという。
30日は、店を巡って品定めする家族連れで混雑し、天然ブリやカズノコ、「博多雑煮」に使われる
カツオ菜などが飛ぶように売れていた。景気の先行きは不透明だが、同市場協同組合の
楠下広師理事長は「大分県や北九州市からも常連さんが来てくれる。安全安心で確かな品質の
生鮮食品を、自信を持って提供したい」。ブリやアワビを買い求めた城南区の会社員本山敬一さん(59)と
妻の睦さん(62)は「毎年、ここで正月準備をする。新年は家族でゆっくり過ごしたい」と話していた。
=2008/12/31付 西日本新聞朝刊=
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http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/68597