【経済】全信組連、増資349億円　124組合から劣後ローンで借り入れ［12/30］

★全信組連、増資349億円　124組合から劣後ローンで借り入れ

　信用組合の上部組織である全国信用協同組合連合会（全信組連）の資本増強額が349億円に
達することが29日、分かった。全信組連の増資額としては過去最大で、全国124の信組から
永久劣後ローンとして借り入れる。当初は300億円程度の金額を見込んでいたが、資金の運用先に
悩む信組からの申し込みが膨らんだもよう。

　永久劣後ローンの借り入れ実行日は2009年1月30日。今回の増資の結果、09年3月末の
自己資本比率は15％（9月末時点では11.82％）を上回り、健全性が向上する見通し。全信組連は
全国の信組の余裕資金を預かって一括運用しているほか、経営不振の信組に対して資本支援を
実施している。全信組連自体の健全性を向上させることで、業界全体の信用力を維持する狙いがある。(07:00)


▼ソース：日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20081230AT2C2900T29122008.html