★大阪市交通局の乗車カード 偽造19枚見つかる
大阪市交通局は29日、プリペイドカード式の乗車券「レインボーカード」の偽造カードが
19枚見つかったと発表した。いずれも額面は5千円。26〜29日に大阪市内などの計9駅に
持ち込まれ、正規のカードに交換されていた。同カードの偽造が発覚したのは初めて。
レインボーカードは市交通局が発行する磁気カードで、関西の私鉄でも使える。
市交通局によると、28日午後8時ごろ、地下鉄梅田駅に「私鉄の券売機で切符を買えなかった」と
若い女性から申し出があり、不良カードと判断して新しいカードと交換した。その後、カードの
字体などが正規のカードと異なることに駅員が気づいたという。その後、大阪市、京都市、
奈良県香芝市にある大阪市営地下鉄、阪急、近鉄の計9駅からも偽造カードが見つかった。
図柄はすべて地下鉄の路線図で、正規のカードの磁気情報を抜き出し、複製した可能性が
高いという。同カードの07年度の販売枚数は約700万枚。
▼ソース:朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/1229/OSK200812290052.html