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【行田】「アートで不況吹っ飛ばせ」、知的障害者の作品などを展示


 重度の知的障害者ら約20人が独自の感性で描いた水彩画や切り絵の販売営業を目的にした展示会が10日から、埼玉県行田市で始まる。
不況の影響は障害者が働く軽作業の現場にも押し寄せている。少しでも収入の糧になればという。

 主催するのは、NPO法人「CILひこうせん」(行田市)。
同法人が運営する作業所など県内4市1町の6施設に通う知的、身体障害者の70点が展示される。
展示会での直接販売はないが、出展をきっかけに作品やポストカードなどを売り込みたい考えだ。売り上げの4〜6割が作者らに入る予定だ。

 同県熊谷市の原口めぐみさん(24)が描く猫の絵は、体が唐草模様だったり、人のように束ねた長い髪の毛があったり。
自宅で飼う猫がモデルだ。言葉でうまく伝えられない気持ちを40色ほどのパステルに託す。

 ひこうせん理事長の木村浩章さん(42)によると、作業所ではプラスチックケースから金属部品を抜き取る作業をしているが、
不況の影響で単価が昨年末から半値になった。「経済的自立は難しくなったが、自分たちでできることがあることを発信したい」

 展示会「ピュア・アートの世界」は10〜15日、行田市郷土博物館で。
入場無料。問い合わせは同法人(電話048・555・1100)へ。

http://www.asahi.com/culture/update/0108/TKY200901080144.html