飲食店の全面禁煙検討=愛煙家は猛反発−韓国
【ソウル10日時事】韓国保健福祉家族省は10日までに、飲食店や公共施設での全面的な禁煙義務化に向け、
検討に入った。ただ、喫煙者や関連業界が強く反発しており、難航は必至だ。
韓国では既に、公共施設などで禁煙や分煙が義務付けられている。国民の喫煙率低下を目指す同省は規制
を強化し、飲食店やホテル、空港、駅を原則的に全面禁煙とする案を模索。ソウル市城北区が1日から繁華街
の一部を独自に「禁煙通り」に指定するなど、喫煙制限の動きは広がり始めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090110-00000063-jij-int 飲み屋も原則禁煙に=たばこ規制を強化−台湾
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009011000184 【台北10日時事】台湾は11日からたばこ規制を強化する。受動喫煙対策に主眼を置いた「煙害防止法」の
新規定施行に伴い、オフィスや飲食店は大半が禁煙となる見通しで、違反者は最高で1万台湾ドル(約2万70
00円)の罰金を科される。衛生署(衛生省)は「いずれ喫煙者をゼロにしたい」と意気込んでいる。
新規定では、禁煙が義務付けられる公共の場所は、3人以上が集まる室内としている。分煙を取り入れていた
ホテルも全館禁煙となる。
居酒屋やスナック、バーでも、喫煙する場合は屋外に出る必要があり、店が灰皿やライターを用意し、客が店
内で吸えば、店は最高で5万台湾ドル(約13万6000円)の罰金を科される。(2009/01/10-14:09)
ビル入り口も禁煙区域に=カジノは例外措置−シンガポール
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009011000188 【シンガポール10日時事】シンガポール政府は1日から公共の場での喫煙規制を強化し、ビルや施設の入り
口から5メートル以内の範囲やホテルのロビー、児童公園などを新たに禁煙ゾーンに指定した。全国環境局は巡
回監視員を従来の2.4倍に増員、違反者に目を光らせている。
同国政府は禁煙ルールを順次拡大し、2006年にレストランや喫茶店、観光名所ともなっている屋台村
「ホーカー・センター」などの飲食店で禁煙・分煙規制を実施。07年にはバーやパブにも適用した。(2009/01/10-14:17)