横浜の映画ファンらが主催する「第三十回ヨコハマ映画祭」の各賞が決まった。二〇〇八年度の
日本映画のベストワンとなる作品賞には、「おくりびと」(滝田洋二郎監督)が選ばれた。
各賞は、映画評論家やファンら三十八人が投票で決定。遺体をひつぎに納める納棺師を取り上げた
「おくりびと」は、監督賞と助演女優賞(余貴美子さん、広末涼子さんのダブル受賞)を併せて獲得した。
二位は「ぐるりのこと。」(橋口亮輔監督)、三位は「歩いても歩いても」(是枝裕和監督)。
六位の「接吻(せっぷん)」(万田邦敏監督)は、脚本賞(万田邦敏さん・万田珠実さん)と主演
女優賞(小池栄子さん)、十位の「休暇」(門井肇監督)は、主演男優賞(小林薫さん)と助演男優賞
(西島秀俊さん)を、それぞれ制した。
表彰式と「おくりびと」など三作品を上映する映画祭は来年二月一日午前十時半から、横浜市中区の
関内ホールで開く。入場料は、前売り二千五百円(チケットぴあ)、当日二千八百円。
問い合わせは、同実行委員会へ。
※問い合わせ先はソースをご覧下さい。
東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20081228/CK2008122802000117.html