★新モンゴル高卒業生ら集い交流 村山市の樽石大学
モンゴルの新モンゴル高を卒業し日本に留学しているモンゴル人学生ら約40人が27日、村山市の樽石大学に集まり、
地元の支援者たちと交流した。
新モンゴル高は2000年10月、かつて山形大に留学していたジャンチブ・ガルバドラハ校長が日本の高校教育を手本として開校。
交流のあった松田清男学長をはじめとする樽石大学、村山国際クラブのメンバーらが支援を続けている。
この春までに7期生、計約800人が卒業し、国費、私費を含めて87人が日本の大学に留学している。新モンゴル高と姉妹校の
関係にある樽石大学は、留学生たちが来日してから大学受験までの時間を過ごしたり、夏や冬の休み期間に訪れるなど
“日本の古里”ともなっている。
連絡を絶やさず、留学生の会を組織している卒業生たちは今回、初の大規模集会を28日まで1泊2日の日程で企画。
東北各地や首都圏など全国の留学先から集まった。会長を務める1期生の高知大4年ジャブハラン・フレルバートルさん(23)は
「役員交代で選挙をすることにしたし、今後の活動も話し合う。でもそれ以上に樽石大学にみんなで集まることができてうれしい」と
話した。
留学生たちはモンゴル風ギョーザのホーシュルや具だくさんスープ、サラダなどを作り、地元の支援者たちとの交流会に臨んだ。
懐かしい顔触れと楽しい時間を過ごした後は、大学で学んでいることを報告したり、後輩たちの支援策を話し合うなど真剣な表情で、
密度の濃い時間を送っていた。
▼ソース:山形新聞
http://yamagata-np.jp/news/200812/28/kj_2008122800466.php ※画像:新モンゴル高を卒業したモンゴル人留学生たちが集まり、地元支援者たちと交流した=村山市・樽石大学
http://yamagata-np.jp/news/200812/28/img_2008122800387.jpg