【ゴルフ】日本プロゴルフ選手権の放映権料タダの驚愕…ゴルフ中継は基本的にどの局も赤字 (ゲンダイ)

日本プロゴルフ選手権が放映権料タダの驚愕
日テレの約1億1000万円がパァ

　石川遼人気で盛り上がりをみせる男子ゴルフの来季日程が先ごろ発表
された。ツアー競技外の｢関西オープン｣がツアーに組み込まれ、｢マンシング
ウェアオープンKSB杯｣はスポンサーが降りて現在、開催調整中。来季は
今年と同じ25試合が決まり、賞金総額は9000万円増の37億1000万円に
なる予定だ。人気低迷の男子ゴルフにも、明るい兆しが見えてきたようだが、
ツアー関係者によると｢内情は厳しい｣と指摘する。

　実は過去76回開催とわが国で最も歴史の古い｢日本プロゴルフ選手権｣
が放映権料を取れないというのだ。関係者はこういう。

　｢どの大会もそうですが、ゴルフ中継は基本的に採算が取れない。カメラ台数
も多く、スタッフの数も約200人必要。経費がかかる一方で、スポットCMも
集まらない。どの局も赤字です。日本プロ選手権を放送する日テレはこれまで
1大会約1億1000万円を放映権料として主催する日本プロゴルフ協会へ支払っ
ていたようだが、来年も中継はするものの、放映権料はタダになったようです｣。

　今季は終盤になるにつれ、テレビ視聴率は上昇。｢三井住友VISA太平洋
マスターズ｣から最終戦の｢ゴルフ日本シリーズJT杯｣まで4戦連続2ケタ。
最終戦最終日は14.6％をマークした。それでも、テレビ局にとって厳しい
状況は変わらない。

●スポーツコンテンツとして男子ゴルフは破綻
　評論家の宮崎紘一氏はこういう。｢米国では試合を主管するPGAツアーの権限
が一番強く、スポンサーやテレビ局のいいなりには絶対にならない。米ツアーが
人気だからです。一方、日本ツアーは大手広告代理店やスポンサーが潰れない
ように支えているため、その意見が一番強く、JGTOもおんぶに抱っこ状態。
日本プロ選手権にしても、テレビで試合の模様を中継してもらいたいため日テレに
“カネをよこせ”とはいえない。青木、尾崎、中嶋のAON隆盛時代にしっかりした
ビジネス対策を取っていればよかったが、なれ合い体質のツケが今回の放映権料
ゼロという常識では考えられない事態を招いたといえます。石川人気に浮かれて
いる場合ではないのです｣。男子ゴルフは砂上の楼閣のようである。

日刊ゲンダイ(2008/12/12)
※日刊ゲンダイの携帯サイト(http://gendai.net/?mobile&m=mobile)で記者自ら確認

なぜダダ漏れ状態で放映するのかといえば、>>5が答えてくれるらしい

なぜ３には、答えさせてくれない

３はバカだから

俺がガンダムだ!

スポーツ業界はどこも企業の支援がないと成り立たないのか
選手も甘えないで､プロレスみたいに独立採算で頑張ってやれ

くだらん玉転がし遊びなど映さずに、女が男の玉を転がしてるビデオを放送しろよ。

不況だから賞金出す企業も居なくなるなそのうち

そこで宗教法人の出番ですかｗ

ゴルフをやるならまだしも、ゴルフをみる人たちってなにが楽しくて見てるの？

いたずらではなく実際に何か続いててもやり続けるゴルフは異常

ゴルフ中継は地上波じゃなく、ペイドＴＶに移行するべき。で、好きな
パーティのみを追えるような選択画面があればいいんじゃないか？

NHKBSでやっている、PGAツアーの中継を見たいのだが、解説の佐渡なんとか？　の解説聞いているとイライラする。
　アナウンサーと同じようなカッコつけたしゃべり口、責め方、ラインの見方もお前が一番偉いと聞こえる、
其々選手が考え乍やっている見る側も同じ気持ちで見ている場合も有ることを知れ。
　戦っている選手はお前なんかより数倍上手いし、勝手に責め方に駄目出しをするな本当にイラツク。
三流ゴルファーは一流を褒めながら解説しろ、早く羽川さんを正解説者として下さい。　　
　毎回、佐渡の声を聞くたびチャンネルを変えるのは嫌に為るから。

景気悪いのに、経営者の趣味で企業がゴルフに金を出すのが信じられない。

最終戦が、よりによって寒い東京読売ってのが、間が抜けている。昔のように沖縄にすれば良いのに。

ゴルフは見るものでなく、するもの。何といっっしょさー。

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石川遼はなぜテレビに中継されなかったか

(2008/7/28)
主催者は長嶋家一番のタニマチ。テレビ中継より名誉会長が大事

●セガサミーカップ（北海道・ザ・ノースカントリーＧＣ＝７１１５ヤード・パー７２）
　「初めて４日間安定したゴルフが出来て、しかも最終日に一番いいスコアを
出せたのは自信につながります」。石川遼が６バーディー、１ボギーの６７で回り、
今季最高の３位タイだった男子ゴルフ。その大量バーディーシーンを見たのは
ギャラリーを除けば地元放送局と有料ＣＳ放送の視聴者だけ。全国中継はなく、
久しぶりに活躍した遼クンを楽しみにしたファンもガッカリだ。石川の国内ツアー
初デビューだった開幕戦は最終日まで優勝争いに加わり視聴率が１０％を
超えてテレビ局はウハウハだった。なぜテレビ中継がなかったのか。

　「４年目を迎える今大会も、２年目まではテレビ東京系列の全国中継があり
ました。ところが台湾選手が２年連続で勝って、視聴率が見るも無残な数字
だった。そこで主催者は昨年から大会名誉会長にミスターこと長嶋茂雄氏を
迎えて、大会名に“長嶋茂雄インビテーショナル”を加えた。さらに賞金総額
を３０００万円アップ。その一方でテレビ局への中継負担金をカットした。
それで大会中継がなくなったのです」（ツアー関係者）。

　男子ゴルフは視聴率が低く、試合を中継してもスポット広告が決まらずに
テレビ局の赤字負担は大きかった。そこで主催者と折半する形で、カネを
出してもらって主催者ＣＭを流した。しかしセガサミーは費用対効果の見込め
ないカネをテレビ局に払うのをやめて、別の形で大会を盛り上げたいと考えた。
テレビ局も中継をやめざるを得なくなったのだ。

　事情通が次のように明かす。「セガサミーの里見治会長は長嶋家一番の
タニマチで、ミスターの関わるイベントにはいつも顔を出して金銭面でも応援
しています。昨年の大会の表彰式には、長嶋さんが病後初めて飛行機に
乗って会場に姿を現したことで狙い通りの話題になった。試合中継よりも
ずっと効果があったのです。テレビ局にセガサミーが負担した金額は１大会
１億円といわれる。一方、長嶋さんはテレビにちょっと顔を出すだけでギャラ
の相場は１回２００万円といわれる。もちろん球界最高額です。莫大な負担金
を真っ先にカットするのも当然でしょう」。

　主催者からみれば、石川が出場する試合中継よりミスターの方がよっぽど
効果的で大事だったようだ。

日刊ゲンダイ(2008/7/28)
※日刊ゲンダイの携帯サイト(http://gendai.net/?mobile&m=mobile)で記者自ら確認

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石川遼で女子プロゴルフ大ピンチ
来季は８大会減が確実…

　史上最年少で獲得賞金１億円を突破した石川遼（１７）効果か、来季男子
プロゴルフツアーの大会数は、この不況下でも現状維持で済みそうだ。

　だがその陰で、女子プロゴルフが大変なことになっている。来季は大会数が、
３７から３大会減の３４に、下部ツアーにいたっては、今季の１４大会から５大会減
の予定と、不況の波をモロにかぶりそうなのだ。協会幹部も、「１６日の日程発表
ギリギリまで新スポンサーを探すが、見込みは限りなく薄い」と頭を抱える。

　だが大不況がゴルフ界を襲う以前から、女子プロには黄色信号がついていたと、
あるツアー関係者が語る。

　「女子プロ大会が減るのは、不況のせいだけではありません。宮里藍（２３）や
上田桃子（２２）という、華のあるトッププロが海外に出たのと、石川遼のブレーク
が重なったのが何より大きい。宮里人気に乗って０３年から大会数が増え始めた
女子プロは、賞金が安く済むうえ、宮里や上田、横峯さくら（２２）など“客を呼べて
勝てるプロ”がいて、対費用効果も大きかった。それが遼くんのブレークで、観客
は男子に流れて激減。プロアマ戦に招待されるスポンサーのお得意さんも、強い
韓国人女子と一緒にプレーしても、言葉が通じないから全然楽しくないなんて言う
始末なんです」。

　賞金女王になった古閑美保（２６）は、最終戦翌日にセクシーグラビアを撮った
らしいが、ひと肌脱ぐべきだったのは週刊誌のためじゃなくて、女子プロツアーの
ためではないのか。

日刊ゲンダイ(2008/12/11)
※日刊ゲンダイの携帯サイト(http://gendai.net/?mobile&m=mobile)で記者自ら確認