サントリーとキリンビールは24日、09年7月から千葉県で清涼飲料商品の配送を共同で行うと
発表した。それぞれ県内に物流拠点を持つが、サントリーフーズの物流拠点(千葉市稲毛区)にキリン
ビバレッジの清涼飲料商品を集約し、共同配送を始める。ピッキングや配送が効率化する。これにより
両社合計で二酸化炭素排出量を年間約46トン削減できる見込み。
両グループはこれまでに共同配送の可能性について検討し、和歌山県でも共同配送のテストなどを
行ってきた。千葉県では効率化や環境負荷低減につながることが確認できたため実施を決めた。
両グループは07年10月に環境負荷低減などを目的に資材調達での協力に合意。段ボール原紙の
共同調達や缶フタの規格統一などを実施した。今回の共同配送もその一環。
日刊工業新聞
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820081225ceam.html