【経済】年の瀬の町工場「悲鳴」 緊急融資に3倍超の申し込み 大田区[12/25]

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1スカート・メクリストおまコン(090201)φ ★:2008/12/25(木) 03:07:10 ID:???

★年の瀬の町工場「悲鳴」 緊急融資に3倍超の申し込み 大田区

 日本の「ものづくり」を支えてきた約4500の町工場が軒を連ねる東京都大田区。急速な景気後退を受け、同区が11月から
受け付けている中小企業向けの緊急融資斡旋(あっせん)総額が、当初見通しの3倍を超える116億円に達したことが分かった。
年内は26日で終わる区役所の窓口には、融資を求める経営者が絶えない。同区は来年1月末まで制度を延長することを決めたが、
「これでも焼け石に水」「無事、年を越せるのか」…。クリスマスムード一色の繁華街と対照的に、年の瀬の町工場では、経営者の
悲鳴ばかりが聞こえてきた。

 米国の金融危機に端を発した世界的な不況で、区は11月4日から、中小企業が3年間、無利子で1000万円まで借りられる
緊急融資の斡旋制度を開始した。区内に支店を持つ金融機関が企業に融資を行い、融資を受けた企業に代わって、区が利子を
支払うという制度。同区産業振興課の蔭山龍一課長補佐は「年末の運転資金として申し込んでくる中小企業経営者が多いと考えた」と
説明する。

 当初の申し込み見通しは約30億円だったが、区の窓口には問い合わせの電話が殺到。制度が始まると同課の前に連日、
30人以上の列ができた。今月22日までの融資総額は、当初見通し額の3倍を超える1551件、116億6820万円に達したという。

 このため、区は予定を変更し、1月まで制度を延長することを決めた。「しかし、この制度だけで不況を乗り切れるわけがない。
国が抜本的対策に乗り出さないと、出口は見えない」。蔭山補佐はため息をつく。

 クリスマスイブの24日も区役所の窓口には中小企業の関係者がひっきりなしに訪れた。建設会社を営む男性(59)は
「去年に比べ売り上げは25%減。2人いた従業員には泣く泣く辞めてもらった。会社には自分しかおらず、稼働できていない状態。
来年はどうなるのか」と話す。

 食品会社へ納入するアルミ板を加工する「英寿製作所」は、区の制度開始と同時に、500万円の融資を受けた。それでも、
三上喜久治会長(72)は「焼け石に水だ」と話す。最盛期に50件あった納入先は約15件に減少。4人いた社員も解雇せざるをえず、
社長の息子と2人で年末、会社を切り盛りすることに。2人の孫娘の嫁入りのためにためていた貯金も、運転資金に回ってしまった。
「本当に惨憺(さんたん)たる状況。無事に年を越せるといいが」。三上会長は肩を落とした。

 トヨタ自動車は24日、愛知県の工場の一部などで生産を休止した。製造業の屋台骨を支えてきた自動車業界の低迷は、大田区の
町工場にも暗い影を落とす。

 自動車向けの金属部品を製造する「エスエスケー」の佐々木忠義社長(62)は「今は赤字を増やすために仕事をしているようなもんだ」。
主要素材であるステンレスの仕入れ価格がここ3年で3倍に急騰。一方で発注元の企業からは昨年比で75%の加工賃引き下げを
要求された。「カネを払って品物を納めている状況。でも発注元にはモノを言えない」。発注元に価格交渉をしたこともあったが、
「それなら別の会社を使うからいいですよ」とあっさり断られた。

 「これも町工場の宿命なんでしょうかね」


▼ソース:産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/081225/biz0812250013000-n1.htm

※画像:融資受付の対応に追われる大田区産業振興課=24日午後3時45分、東京都大田区の大田区産業プラザ
http://sankei.jp.msn.com/photos/economy/business/081225/biz0812250013000-p1.jpg
2名前をあたえないでください:2008/12/25(木) 03:09:06 ID:sxuqsyCP
さっさと公共事業乱発しろよ
3名前をあたえないでください:2008/12/25(木) 03:10:54 ID:Q+iNAbgj
田園調布民が一言
4名前をあたえないでください
【樹海か】絶望町工場 part23【中央線か】