栃木県旧氏家町(現さくら市)が購入した土地が適正価格を超えていたとして、さくら市の会社社長が、
当時町長の秋元喜平さくら市長に適正価格との差額の支払いを求めた訴訟の判決で、宇都宮地裁は24日、
秋元市長に約1億2000万円の支払いを命じた。
柴田秀裁判長は判決理由で「土地価格の鑑定が不十分で、裁量を逸脱した違法な売買だった」と指摘。
適正価格は実際の売買価格よりも低かったと認定した。
判決によると、旧氏家町は平成16年から17年にかけて、浄水場の用地として不動産会社から土地を
2億5000万円で購入した。被告側は「適正な手続きだった」と反論していた。
秋元市長は「判決を読んでいないので、コメントは差し控えたい」としている。
msn産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/081224/trl0812241945020-n1.htm