【政治】生産量20倍 野菜工場普及へ法改正 経産・農水省[12/24]
★生産量20倍 野菜工場普及へ法改正 経産・農水省
野菜などを人工的な光や温湿度管理で栽培し生産量を通常の10〜20倍に増やすことができる
「植物工場」の導入を促進するため経済産業省と農水省は、農地法の改正などによる特例措置を
設ける方針を固めた。来年1月に共同で検討チームを立ち上げて3月末をめどに報告書をまとめ
可能な施策から順次実施する。法改正のほか、植物工場設置を優遇する「構造改革特区」への
指定や補助金の創設を検討する。
民間企業の資本や技術力を活用し食料を増産できる植物工場は、約40%に低迷する
「食料自給率」の向上につながると期待されているが、多くの規制が普及の障害になっている。
特例措置で普及が進めば、食の安全・安心の確保や地域活性化にもつながりそうだ。
植物工場は、建物内で光や温湿度を成長に最適な条件に設定し、生産量を大幅に増やすことができる。
成長スピードが通常の2〜4倍になり、レタスの場合、年20回の収穫が可能。土壌の代わりに容器に
入れた養液を利用する水耕栽培が中心で、農薬も必要ない。
ただ農地法に基づく農地の賃借・取得にかかわる煩雑(はんざつ)な手続きに加え、建設コストが
ビニールハウスの20倍、光熱費も50倍近くかかることなどが普及の障害になっている。
このため、両省がタッグを組み、植物工場に限定した特例措置を導入する。政府は、農業生産法人
以外の民間企業による農地の賃借を解禁するなどの農地法改正案を来年の通常国会に提出する
準備を進めているが、植物工場については、さらに踏み込んだ優遇措置を設ける方向だ。
具体的には、農地の賃借・取得手続きの簡素化のほか、民間企業による農業生産法人への出資が
原則10%未満に制限されている規制の緩和などを検討。農地に工場を建設すると、固定資産税などが
宅地並みに課税される税制面での優遇も議論する。法改正の必要がない「特区」に指定することも
選択肢に入れている。
このほか、建設費や維持費を軽減するための補助金の支給のほか、品種や栽培技術の
開発援助なども導入したい考えだ。
植物工場は20年以上前からあるが、カゴメやキユーピーなどの大手企業が中心で、全国に
約30カ所程度にとどまっている。
▼ソース:産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/081224/biz0812240032000-n1.htm
2 :
名前をあたえないでください:2008/12/24(水) 00:50:35 ID:AoGHdeRM
韓国も真似するダニ
これで葉もの系は近郊都市に謎のでっかい建物があって
そこからサラダに加工されて出荷されるんだな。
ソイレントグリーンな感じなんだな。
建設コスト20倍といっても、事実上の作付面積は20倍をはるかに凌ぐだろうし、
光熱費50倍?空調と照明だけでそんなに食うのか?
5 :
名前をあたえないでください:2008/12/24(水) 01:02:32 ID:lQeM2HJH
ソイレントイグリーンならば、
養老院や老人介護での作業だろう(笑)
>>4 むしろそれが問題なら、電力会社にリースという形の特殊法人
で運営すればいいわけで。談合が一番っすよ。
7 :
名前をあたえないでください:2008/12/24(水) 01:08:45 ID:0Y4pB2ON
この手法が成功すれば、野菜の取れない砂漠の地でも
新鮮な野菜が取れるようになる。
世界的にも良いことだよね。
太陽光とかエネルキー施設と一体となったプラントにすれば、
アフリカでもイラクでもどこでもできそうだ。
ま、施設の稼動がストップしたら全滅の危険もあるから
いろいろ大変そうだが。
8 :
名前をあたえないでください:2008/12/24(水) 01:18:57 ID:IcDUD0xK
これはウリナラ起源です。
9 :
名前をあたえないでください:2008/12/24(水) 01:22:48 ID:j9l9E5Z6
そうは言っても、栽培できる品種は限られてるのが実際のところ。
サラダ菜ばっかり出回ってもなあ・・・。
太陽光利用の開放系より人工照明の閉鎖系の方が
エネルギー効率がいいとの結論になったみたいだね。
環境制御もし易いから計画生産にも向く。
しかし、実際の現場を見ると無駄に見えて仕方ないよw
11 :
名前をあたえないでください:2008/12/24(水) 01:37:20 ID:nVfoiKC2
こんなことにお金を投じるよりも
規制緩和して、企業参入や大規模化の促進したほうがいいだろ。
今、不況だから大規模化のために公共事業をするべし。
生産コストが削減できれば、持続的な経済効果が期待できるし
>>12 生産効率もいいんだけど、エネルギー効率もいいとの結論だったと思う。
千葉大の古在先生の著書から引用です。
日本の農家終了のお知らせですか。
全農だけは生き残るだろうけど。
いろいろよさそうな話しだなぁ。
農家と工場が共存できるのがのぞましいね。
農協とかも変わっていくだろうし。
16 :
名前をあたえないでください:2008/12/24(水) 02:32:00 ID:Ffw7TdTY
ヤマトにもあったな。
17 :
名前をあたえないでください:2008/12/24(水) 03:19:43 ID:0Y4pB2ON
>>11 大規模なんていらん。
日本はタテに長く、気候の変動や影響が大きい。
知ってるだろ?いざとなれば全国の農地が農水省の命令で作物を早く売ったり
捨てたりもする。地域ごとに分けて生産していれば、九州で全滅した野菜を
山形でおぎなったりできる。
一箇所で大規模でやるのは、リスクがデカクなりすぎるし、無駄も大きい。
どのみち、アメリカや中国、オーストラリアに大規模では勝てない。
18 :
名前をあたえないでください:
イスラエルとかエチオピアとか、農薬混入が度々発生するような
地域の作物を工場で作れないものか。