★「かりゆし」が再入居/とまりんホテル棟/泊ふ頭、事業者選定/施設一新 来年7月開館
那覇市前島の複合施設「とまりん」のホテル棟に入居する事業者選定で、
泊ふ頭開発(上地安智社長)は22日、那覇市内で「とまりん再建計画検討委員会」を開き、
11月末で閉館した同施設内のホテル「沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ」を運営していた
「かりゆし」(平良朝敬社長)を再度、運営事業者として選定した。25日の臨時取締役会で正式決定する
見通し。同ホテルは施設リニューアルを経て、来年7月ごろの開館を予定している。
候補にはかりゆしを含め、県内でホテルを経営する3社が名乗りを上げた。各社が提出した
ホテルコンセプトや賃料、財務状況、営業企画などの提案書をもとに、各項目ごとを点数化。
総合点評価でかりゆしが他社を上回った。賃料は、現在の年間3億9000万円より数千万円
低くなる見通し。
同委員会は泊ふ頭の債権者でもある金融機関の代表者ら6人で構成している。同社は今後、
優先交渉を持っている三井不動産(東京)へのホテル棟譲渡を柱とした再建計画を全面的に見直し、
新たな賃料体系によるかりゆしとの直接賃貸借契約として来年3月末までに再度策定する方針だ。
沖縄防衛局が入居していたテナント部分についても、事業者が来年4月から入居できるよう整備。
既存テナント6店にはホテル開館まで安定経営が困難なことに配慮して、賃料を
来年5月まで50%引き下げるという。
▼ソース:沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-12-23-M_1-007-1_001.html