中国産大豆などを混ぜているにもかかわらず国産しか使っていないなどの偽装表示をしたみそ2トン
あまりを名古屋市の販売業者に販売したとして滋賀県は19日、同県栗東市の「青木味噌商店」に、日本
農林規格(JAS)法に基づく表示の点検と再発防止を指示した。
県農政課によると、同商店はさらに、この業者向けのみそには、食品添加物を使用しながら「無添加」と
表示。店頭で売っているみその賞味期限が4〜6カ月なのに「1年」と設定し、4月から9月までに、
少なくとも2・1トンを販売していた。
同商店は平成13年ごろから、この業者と取引があった。業者側が15年ごろから、「無添加」「国産」と
表示したパッケージを同商店に渡すようになったが、実際に無添加、国産のみそだと契約している納入価格と
折り合いがつかないため、表示を偽るようになったという。
この業者が、愛知など4県から特定商取引法に基づく業務停止命令を受けたことから同商店の偽装が発覚した。
msn産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081219/crm0812192110040-n1.htm