水戸地検は19日までに、毒を取り除いていないフグを調理して食べた水戸市の女性=当時(45)=が死亡した
事故で、フグを販売し、業務上過失致死などの疑いで7月に書類送検された茨城県ひたちなか市の魚介類販売会社
「森田水産」の会長(64)と社長(45)を起訴猶予処分とした。
同地検は「示談が成立し、遺族も処分を強く望んでいない」と説明している。
一方、水戸区検は19日までに、食品衛生法違反の罪で、会長と社長、法人としての同社を略式起訴。水戸簡裁は
同社に罰金100万円、会長と社長にそれぞれ罰金50万円の略式命令を出し、会長らは納付した。
起訴状によると、会長らはフグを取り扱う資格がないのに、1月9日と15日に有毒部分を取り除いていないフグを
店頭販売した。
msn産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/081219/trl0812191039000-n1.htm