【大阪】同意得ず臨床試験の疑い 国立循環器病センター担当医師ら調査へ[12/17]

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★同意得ず臨床試験の疑い 国立循環器病センター担当医師ら調査へ

 国立循環器病センター(大阪府吹田市)が、患者側から同意を得ずに最新型の補助人工心臓の治験(臨床試験)を
行っていた疑いがあることが16日、分かった。同意書は意識不明だった患者に代わって家族が提出した。が、家族は
「内容を理解(納得)する事は出来ません」と明記し、不同意の意思を口頭でも伝えた、と訴えている。センターでは
担当医師らから事情を聴くなど調査に乗り出す。

 患者は当時18歳の男性。心臓移植以外に助かる道がないとされる拡張型心筋症で、昨年春にセンターに入院した。
センターは本人の同意を得て補助人工心臓の装着手術を行った。しかし術後、約2週間で容体が急変。一時、
心肺停止となり緊急手術を受け蘇生(そせい)したが、脳へダメージがあり、意識不明のまま約1年後の今年春に死亡した。

 患者の両親によると、男性が意識不明になった後の昨年秋と今年2月、患者家族に対し、センターが治験継続の同意書に
署名を求めた。昨年秋は母親が本人の署名を代筆したが、今年2月は、補助人工心臓装着の副作用として、脳血管障害が
報告されたため、母親が「今回のこの文書に記された内容を理解(納得)することはできません」と記して提出し、口頭でも
同意の意思がないことを伝えた。しかし、担当の治験コーディネーターや治験責任者の医師は真意を母親らに確認しないまま、
治験が継続されたという。

今回の補助人工心臓は「エバハート」という国産の体内植え込み型補助人工心臓。日本で初めて、平成17年から国内で
治験を開始し今年8月に終了。現在は承認申請の段階にある。

 別の病院で同じ治験に参加した心臓外科医は「治験を進める上で同意を得るのは最低限のルール」と今回の説明不足を指摘。
同意書に関しても「これを同意とするのは無理で、再度同意をとるか、2月の時点で治験をやめるべきではなかったか」と話している。

 産経新聞の取材に対しセンターの友池仁暢病院長は「院内の治験審査委員会では、このような不同意と思われる事案の報告は
私の知る限りなかった。今後調査する」と話している。

■治験(臨床試験) 製薬会社や医療機器メーカーが開発した商品の安全性や有効性を確かめる治療を兼ねた試験。
多くは動物実験などで安全面などが確認された上で、ヒトにも実施される。治験の結果、重篤な副作用が発見されたり、
治療効果が認められない場合は国は認可しない。すべての治験は被験者の人権やデータの信頼性などを確保するために、
国が定めた医薬品の臨床試験の実施基準(GCP)の下で、倫理的かつ科学的に実施することが義務付けられている。


■ソース:産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081217/crm0812170141002-n1.htm
2名前をあたえないでください:2008/12/17(水) 05:52:34 ID:PoWRb+rr
失礼、2ゲト。
3名前をあたえないでください:2008/12/17(水) 05:58:21 ID:fbO2+I60
だめやん。
4名前をあたえないでください
メーカーか?CROか?治験やったのどっちだ