東京・銀座に正月の風物詩が早くもお目見え―。東京都中央区にある百貨店「銀座松坂屋」の正面玄関前に16日、
景気回復への願いを込めたジャンボ門松が登場した。
門松は、高さ3・6メートルで重さ120キロ、胴回りが2・6メートル。
とび職人でつくり江戸火消しの伝統を受け継ぐ「江戸消防記念会」(東京都新宿区)の中村達太郎・も組組頭ら
4人が早朝から、約4時間をかけ組み立てた。
買い物客やサラリーマンらが足を止め、松の枝を竹にくくりつけるなどの作業に見入り、写真を撮る人も。
門松づくりは、1924年の開店当初から続けている伝統行事。25年間担当している同店業務推進部の後藤
克雄さんは「商売繁盛と皆さんに早く福が来るようにと、毎年この時期につくっている。来年こそ景気がよく
なってほしい」と話した。
スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081216-OHT1T00127.htm