【岩手】私有地に廃家電など山積　盛岡・川目町[12/12]

★私有地に廃家電など山積　盛岡・川目町

　盛岡市川目町の住宅団地の私有地に放置されている廃家電や空き缶などが、地元住民の間で
問題になっている。市は放置する高齢男性に対して説得を続けてきたが、「自分の財産」と主張することから、
強制処分に踏み切れないのが現状だ。住民からは「子どもの教育上、好ましくない」「汚いし危険だ」などの
苦情が寄せられており、早急な対応が求められている。

　現場は盛岡市川目町にある住宅団地の一画。民家脇の土地に、廃家電や２台の自動車、空き缶、
使わなくなった生活用雑貨などが無造作に置かれる。土地所有者の親類に当たる高齢男性が、自転車で
運んでくるという。

　盛岡市廃棄物対策課によると、廃家電などが置かれるのは７、８年前からで、年々量が増え、
体積は約１５０立方メートルともいわれる。市や地元住民の説得に対して持ち主の男性は「有価物」と主張し、
強制処分に踏み切れないままだ。

　地域住民や周辺の土地所有者は、柵に鉄線を張り巡らせたバリケードや看板を設置して対策を講じてきた。
打開策の見えない現状に「子どもに影響を与えないか心配」「何を考えているんだろう」といったため息交じりの
声も聞かれる。

　市の「廃棄物の減量および適正処理等に関する条例」には、土地、建物の占有者は、その場所を清潔に
保つよう決められている。

　廃棄物は、占有者が他人に有償で売却できずに不要になった物で、占有者の意思によって該当するかどうか
決まる―と廃棄物処理法に定められている。

　同課の千葉吉信課長は「とにかく時間をかけて粘り強く交渉していくしかない。ごみとして片付ける場合、
支援が必要であれば手助けする」と話す。

　地元の仁反田町内会の菊池芳寿会長は「近所の人が大変困っている。市迷惑防止条例を新たに定めるなど、
公的な拘束力を求めたい」としている。(2008/12/12)


■ソース：岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20081212_13

遠い将来、地球の資源が枯渇したら産廃処分場も宝の山として発掘されるだろう。
そのときを見越して資源をストックしてるんだよ。

うちのブラウン管テレビ要らないから引き取ってくれないかな？
プラズマテレビ買ったから要らなくなってベランダに置きっぱなしなんだ