★スキー場オープン、延期続出
雪不足のため、上中越地域のスキー場ではオープンの延期が相次いでいる。妙高市では、12日に営業開始を
予定していた赤倉温泉と赤倉観光リゾート、斑尾高原の各スキー場が延期を決めた。関係者は「準備は万端。
あとは雪が早く降ってほしい」と神頼みの状況だ。
同市のスキー場では、このほか、今月上旬オープン予定だった関温泉や、13日予定の杉ノ原スキー場も延期を決定。
各スキー場は「降雪があり次第開始したい」としている。
赤倉観光リゾートスキー場では、山頂で30センチほどの積雪があるが、ゴンドラ乗り場付近にはまったく雪が
無く、16日に開業を延期した。スキー場支配人で同市観光協会の土屋博会長は「ガソリンも安くなり予約も
順調だったが出ばなをくじかれた。来週の寒波に期待したいが、こればっかりはどうしようもない」と話す。
同市のスキー場の開業延期は、2シーズンぶり。旅館関係者は「原油高や経済情勢の悪化で、
元気がなかったグリーンシーズンの分も取り戻したかったのに」と意気込んでいたが、延期を受けすでに
宿泊客のキャンセルも出始めている。
糸魚川市のシャルマン火打スキー場も13日に開業予定だったが延期した。新潟日報2008年12月12日
■ソース:新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=155976