★JA東びわこ職員5100万円着服 理事長謝罪、対策検討へ
男性職員が約5000万円を着服し、自殺したとされる東びわこ農業協同組合(JA東びわこ)は11日、
滋賀県彦根市の本店で会見を開き、瀧時雄理事長が「あってはならないことで反省している。再発防止策を
検討したい」と謝罪した。
これまでの組合の説明では、職員は2002年9月から6年間にわたり、架空の受注を繰り返して
新幹線回数券などを仕入れ、金券ショップで1回に最大数100万円を換金。「競馬など遊興費に充てた」
と話したという。
組合は年4回監査があるが、今年11月まで不正に気付かなかった。年内にも特別調査委員会で再発防止策を
検討する。被害額は職員の遺族に請求する方針。
組合は12月初旬に懲戒解雇を決めたが、職員は辞令を渡す前の10日午前9時ごろ、彦根市内の駐車場に
止めた車で排ガス中毒で死亡しているのが見つかった。
組合には同日午前1時ごろ、「命でつぐないたい」などと書かれたファクスが送られていたという。
■ソース:京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008121200080&genre=C4&area=S00