【野球/WBC】イチロー発言は行き過ぎ…原監督の立場は？ WBCしかアピールの場がなく(ゲンダイ)
1 ：京都ヘビメタ倶楽部(090201)φ ★：
イチローいつからWBCの監督になったのか
マリナーズ･イチローがWBCに関して行き過ぎた発言を繰り返している。先日、
通信社のインタビューに答えたイチローは｢今回は上原がいません。彼の存在に
代わる選手は大輔(松坂)でしょう｣｢(日本シリーズを見ていて)野手で目についた
のは(西武の)片岡と中島の2人。ピッチャーでは岸。あとは(日本シリーズに出な
かった)ダルビッシュでしょう｣――。どんなチームにせよ、編成に関して一選手が
口出ししたら大問題になるはずだ。WBCではイチローが中心になるのは間違いなく、
その言動には慎重さが求められる。イチローの一言が波紋を招きかねないからだ。
監督選考だけでなく選手編成にも“口出し”
●原監督の立場はどうなる
｢ここまでいくと一選手の発言としてはちょっと行き過ぎだと思いますね。WBCの
メンバーもまだ正式に決まったわけではない。イチローが誰が投手陣のリーダー
だ、誰と一緒にやりたい、と思うのは勝手ですが、それを口に出して言うのは
どうか。予断を与える発言をして、もしその選手が最終的に選出されなければ
どうなるのか。何よりも原監督には原監督の構想、考えがあるわけですから、
一選手としての立場をわきまえるべきです｣こう言うのは評論家の堀本律雄氏だ。
先日、イチローが通信社のインタビューに答えて、来年3月のWBCに関して
こんな話をした。｢今回は上原がいません。彼の存在に代わる選手がいれば(松坂)
大輔でしょう｣。｢(日本シリーズを見ていて)この選手と一緒に戦うのかな、勝手な
想像を膨らませながら見ていた。野手で目についたのは(西武の)片岡と中島の
2人。ピッチャーでは岸。あとは(日本シリーズに出なかった)ダルビッシュでしょう｣。
▽ソース ゲンダイネット 2008年12月10日 掲載
http://gendai.net/?m=view&c=010&no=21615
※日刊ゲンダイの携帯サイト(http://gendai.net/?mobile&m=mobile)で記者自ら確認
>>2以降に続く
マリナーズ･イチローがWBCに関して行き過ぎた発言を繰り返している。先日、
通信社のインタビューに答えたイチローは｢今回は上原がいません。彼の存在に
代わる選手は大輔(松坂)でしょう｣｢(日本シリーズを見ていて)野手で目についた
のは(西武の)片岡と中島の2人。ピッチャーでは岸。あとは(日本シリーズに出な
かった)ダルビッシュでしょう｣――。どんなチームにせよ、編成に関して一選手が
口出ししたら大問題になるはずだ。WBCではイチローが中心になるのは間違いなく、
その言動には慎重さが求められる。イチローの一言が波紋を招きかねないからだ。
監督選考だけでなく選手編成にも“口出し”
●原監督の立場はどうなる
｢ここまでいくと一選手の発言としてはちょっと行き過ぎだと思いますね。WBCの
メンバーもまだ正式に決まったわけではない。イチローが誰が投手陣のリーダー
だ、誰と一緒にやりたい、と思うのは勝手ですが、それを口に出して言うのは
どうか。予断を与える発言をして、もしその選手が最終的に選出されなければ
どうなるのか。何よりも原監督には原監督の構想、考えがあるわけですから、
一選手としての立場をわきまえるべきです｣こう言うのは評論家の堀本律雄氏だ。
先日、イチローが通信社のインタビューに答えて、来年3月のWBCに関して
こんな話をした。｢今回は上原がいません。彼の存在に代わる選手がいれば(松坂)
大輔でしょう｣。｢(日本シリーズを見ていて)この選手と一緒に戦うのかな、勝手な
想像を膨らませながら見ていた。野手で目についたのは(西武の)片岡と中島の
2人。ピッチャーでは岸。あとは(日本シリーズに出なかった)ダルビッシュでしょう｣。
▽ソース ゲンダイネット 2008年12月10日 掲載
http://gendai.net/?m=view&c=010&no=21615
※日刊ゲンダイの携帯サイト(http://gendai.net/?mobile&m=mobile)で記者自ら確認
>>2以降に続く
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2 ：京都ヘビメタ倶楽部(090201)φ ★：2008/12/11(木) 10:56:54 ID:???
>>1の続き
どんなチームにせよ、その編成に関して一選手が言ったら大問題なはずだ。イチロー
としては求められたから言ったまで、ということかも知れないが、それで済まされる
問題ではなかろう。WBCでイチローは日本代表の中心選手になることは間違いない。
そんな思いがこうした発言につながったのかも知れないが、だからこそイチローの言動
には慎重さが求められる。ひと言ひと言が大きな影響、波紋を招きかねないからだ。
●敵を刺激し味方を離反
実際、前回のWBCでもイチローの発言や言動が相手チームに余計な刺激
を与えたり、チームに不協和音を生んだりしている。アジアラウンドの前に、
｢ただ勝つんじゃなく戦った相手に、向こう30年間は日本に手を出せないな、
と感じさせるくらい勝ちたい｣と韓国、台湾、中国を見下す発言。この発言が
大いに韓国代表を刺激。日本へのライバル心を必要以上に燃やさせアジア
ラウンド、第2ラウンドでの日本代表の連敗につながったのは記憶に新しい。
また選手ではイチローだけ他の選手よりワンランク上の部屋に泊まったり、
｢イチローチルドレン｣と呼ばれるお気に入りの若手選手を集めて、まるで自分
がナインを仕切っているような言動にベテラン選手の反発を買ったそうだ。
連覇がかかっているにもかかわらず前回出場したベテラン選手の多くが早々
と辞退を表明したのは、そうしたイチローの態度と決して無関係ではあるまい。
｢イチローは選手として立派な数字を残してきましたが、オールジャパンの
一員として戦う以上、同じ気持ち、待遇で同じ釜の飯を食う心情が必要です。
前回は王監督がいろいろな面で、ある程度、イチローに任せるという配慮を
したのでしょうが、それを当然と思ってはいけませんよ｣(堀本氏)。
>>3以降に続く
どんなチームにせよ、その編成に関して一選手が言ったら大問題なはずだ。イチロー
としては求められたから言ったまで、ということかも知れないが、それで済まされる
問題ではなかろう。WBCでイチローは日本代表の中心選手になることは間違いない。
そんな思いがこうした発言につながったのかも知れないが、だからこそイチローの言動
には慎重さが求められる。ひと言ひと言が大きな影響、波紋を招きかねないからだ。
●敵を刺激し味方を離反
実際、前回のWBCでもイチローの発言や言動が相手チームに余計な刺激
を与えたり、チームに不協和音を生んだりしている。アジアラウンドの前に、
｢ただ勝つんじゃなく戦った相手に、向こう30年間は日本に手を出せないな、
と感じさせるくらい勝ちたい｣と韓国、台湾、中国を見下す発言。この発言が
大いに韓国代表を刺激。日本へのライバル心を必要以上に燃やさせアジア
ラウンド、第2ラウンドでの日本代表の連敗につながったのは記憶に新しい。
また選手ではイチローだけ他の選手よりワンランク上の部屋に泊まったり、
｢イチローチルドレン｣と呼ばれるお気に入りの若手選手を集めて、まるで自分
がナインを仕切っているような言動にベテラン選手の反発を買ったそうだ。
連覇がかかっているにもかかわらず前回出場したベテラン選手の多くが早々
と辞退を表明したのは、そうしたイチローの態度と決して無関係ではあるまい。
｢イチローは選手として立派な数字を残してきましたが、オールジャパンの
一員として戦う以上、同じ気持ち、待遇で同じ釜の飯を食う心情が必要です。
前回は王監督がいろいろな面で、ある程度、イチローに任せるという配慮を
したのでしょうが、それを当然と思ってはいけませんよ｣(堀本氏)。
>>3以降に続く
3 ：京都ヘビメタ倶楽部(090201)φ ★：2008/12/11(木) 10:57:39 ID:???
>>2の続き
●WBCしかアピールの場なし
それにしても前回といい、今回といい、なぜイチローはWBCになると異常と
思えるまでハッスルするのか。今回も代表監督が決まるタイミングを見計らって、
星野北京五輪監督の横滑りに異議を唱え、結果的にチャラにしている。
スポーツライターの工藤健策氏はこう言う。｢今のイチローはWBCでしか自分
をアピールするものがないと焦りを感じているのでしょう。マリナーズでもヒットは
打つが、チームは最下位。地元のファンからも、ただヒットを打つだけで勝利に貢献
していない選手、という見方をされ出している。日本でもかつてのような輝きのある
選手と見られなくなっている。それが前回のWBCで若手選手が自分の言う通りに動き、
優勝もした。イチローにとって、WBCは自分の価値を高める大会だと味を占めた。
星野監督にダメ出し発言をしたのも、今回の発言もその延長線上にあります｣。
確かにマリナーズでもイチローの評価は低くなるばかり。他のナインとの
関係がギクシャクしているのは、しばしば地元マスコミが伝えているほどだ。
｢WBCなんて知らねえよ、と言わんばかりの落合監督に比べれば、まだ
イチロー発言は大会の話題提供というメリットはある。ただ、イチローも自分
が目立つようなことを言うだけでなく、アメリカでの経験を踏まえてもっと野球
のこと、日本の野球界のことを勉強して、その発展につながるような発言
をして欲しい。今のままでは今回のWBCでも、イチローさん、と寄ってくる
若手に言われて気持ちよくなるということで終わってしまうでしょう｣(工藤氏)。
米国は監督に大リーグでワールドシリーズに優勝(1986年メッツ)、今年の北京
五輪でも米国代表を率いた(銅メダル)D･ジョンソン監督が就任することがほぼ
決定。ドミニカ共和国はヤンキースの主砲A･ロドリゲスの出場が決まった。各国が
着々とチームづくりを進める中、イチローにひっかき回されているのが日本代表だ。
いずれにしろ今のイチローはまるでWBCの監督気取り。これから大会が
近づけばまたどんな発言をするか分からない。日本代表は｢侍ジャパン｣
なんてやめて、いっそのこと｢イチロージャパン｣にしたらどうか。(了)
●WBCしかアピールの場なし
それにしても前回といい、今回といい、なぜイチローはWBCになると異常と
思えるまでハッスルするのか。今回も代表監督が決まるタイミングを見計らって、
星野北京五輪監督の横滑りに異議を唱え、結果的にチャラにしている。
スポーツライターの工藤健策氏はこう言う。｢今のイチローはWBCでしか自分
をアピールするものがないと焦りを感じているのでしょう。マリナーズでもヒットは
打つが、チームは最下位。地元のファンからも、ただヒットを打つだけで勝利に貢献
していない選手、という見方をされ出している。日本でもかつてのような輝きのある
選手と見られなくなっている。それが前回のWBCで若手選手が自分の言う通りに動き、
優勝もした。イチローにとって、WBCは自分の価値を高める大会だと味を占めた。
星野監督にダメ出し発言をしたのも、今回の発言もその延長線上にあります｣。
確かにマリナーズでもイチローの評価は低くなるばかり。他のナインとの
関係がギクシャクしているのは、しばしば地元マスコミが伝えているほどだ。
｢WBCなんて知らねえよ、と言わんばかりの落合監督に比べれば、まだ
イチロー発言は大会の話題提供というメリットはある。ただ、イチローも自分
が目立つようなことを言うだけでなく、アメリカでの経験を踏まえてもっと野球
のこと、日本の野球界のことを勉強して、その発展につながるような発言
をして欲しい。今のままでは今回のWBCでも、イチローさん、と寄ってくる
若手に言われて気持ちよくなるということで終わってしまうでしょう｣(工藤氏)。
米国は監督に大リーグでワールドシリーズに優勝(1986年メッツ)、今年の北京
五輪でも米国代表を率いた(銅メダル)D･ジョンソン監督が就任することがほぼ
決定。ドミニカ共和国はヤンキースの主砲A･ロドリゲスの出場が決まった。各国が
着々とチームづくりを進める中、イチローにひっかき回されているのが日本代表だ。
いずれにしろ今のイチローはまるでWBCの監督気取り。これから大会が
近づけばまたどんな発言をするか分からない。日本代表は｢侍ジャパン｣
なんてやめて、いっそのこと｢イチロージャパン｣にしたらどうか。(了)