【福島】郡山の養護学校生事故死:母親が1100万円損賠提訴 県と事務所相手取り[12/8]

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★郡山の養護学校生事故死:母親が1100万円損賠提訴 県と事務所相手取り /福島

 ◇「安全義務怠った」
 県立あぶくま養護学校(郡山市)の男子生徒が昨年11月、実習中に列車にはねられ死亡した事故を巡り、
母親の同市のピアノ講師、小川直子さん(45)が県と実習先の事業所を運営する社会福祉法人を相手取り、
約1100万円の損害賠償を求め地裁郡山支部に提訴した。小川さんは「裁判を通じ、福祉の現場を少しでも
改善したい」と訴えている。19日に第1回口頭弁論が開かれる。【今井美津子】

 ◇行動の特徴記した手帳 「活用されず」
 訴状によると、昨年11月29日、小川さんの長男の拓希(ひろき)さん(当時18歳、同校高等部3年)が
同市安積町の実習先の福祉事業所で、昼休み中に外出。約3キロ離れたJR東北線の線路で列車にはねられ、
死亡した。拓希さんは自閉症や知的障害があったという。

 当時、事業所には障害者23人に対し職員は2人だけで、拓希さんが外に出たことに誰も気づかなかった。
また拓希さんは隣接するホテルに立ち寄ったとみられ、ホテル従業員から事業所に照会があったが、職員は
該当者がいないと答え、拓希さんの所在を確認しなかったという。

 小川さんは「事故は十分予見でき、学校や事業所は防止のための安全措置を講じる義務を怠った」と主張
している。

 一方、県や社会福祉法人は「弁論の中で主張を明らかにしたい」としている。

 「拓希がいたから、周りに支えてくれる人もでき、私自身も支えられた。息子なのに、私の父親のような存在
だった」と小川さんは振り返る。

 拓希さんは一つ一つの仕事に達成感を感じ、働くことに意欲的だったという。電車好きで、1人で外出し駅近
くなどで見つかることが年3〜5回あった。小川さんは拓希さんの行動の特徴を手帳に書き、事業所側に伝え
ていたが活用されず、事故後に学校から詳しい原因などの説明もなかったという。

 小川さんは「安心して障害者を預けられる環境整備が必要」とし、「障害者の親が声を上げにくい風潮に
一石を投じたい。多くの人に福祉の現状に目を向けてほしい」と語った。


■ソース:毎日新聞
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20081208ddlk07040093000c.html
2名前をあたえないでください
自分で面倒みてればよかったじゃん。
こんなんで訴えられたら、 GPSでも埋め込まないと予防ができない。