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全身麻痺の小松さんモデル「くまターマン」女子大生が紙芝居披露【画像あり】


 全身まひの重度の身体障害を抱えながら、人工呼吸器をつけて独り暮らしする高知市大津乙の
小松啓一さん(33)をモデルにした紙芝居が、高知女子大の学生5人の手で完成した。
けがで歩けなくなった主人公のクマに、動物たちが車いすを手作りして励ますストーリー。
7日、高知市帯屋町の中央公園で開かれた「じんけんフェスタこうち2008」で初めて披露され、
出来栄えを見た小松さんは「障害者は病院や施設で生活することが当然と思われているかもしれないが、
自分の生活を知ってもらうことで、多くの障害者の希望になれば」と喜んだ。

 小松さんは、高校3年の時に交通事故で障害を負った。生きる希望を無くしたが、
身体障害者の知人に勧められ、様々な支援制度を活用して5年前に独り暮らしを始めた。
自宅の窓際で日光浴し、飲食店で好きな酒を楽しむ充実した生活といい、講演活動で自身の経験を語っている。

 小松さんの活動を支える高知市障害者相談支援センター「ちかもり」(同市北本町)が、障害者の自立した在宅生活に理解を深めてもらおうと、
同大学に紙芝居の制作を依頼。社会福祉学部3年有木愛美(めぐみ)さん(21)、
2年中野美雪さん(20)ら5人が名乗りを上げ、小松さんと話し合いを重ね、約1か月かけて13枚の紙芝居を手書きで仕上げた。

 この日、会場では大勢の親子連れが、主人公の「くまターマン」の話に熱心に聞き入り、
「クマさんが笑顔になってよかった」という子どももいた。

 小松さんは「独り暮らしで楽しみと自由が増え、視野が広がった。紙芝居は子ども向けにうまくまとめてあり、うれしい」と話し、
制作した中野さんは「小松さんの思いを伝えたくて一生懸命に作った。紙芝居を今後も活用してほしい」と満足そうだった。

画像:http://www.yomiuri.co.jp/photo/20081207-176847-1-L.jpg

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20081207-OYT8T00473.htm