★米との地位協定、イラク議会が承認 米軍、11年末までに撤退
【ドバイ=太田順尚】イラク連邦議会は27日、2009年以降の米軍駐留を容認する
米国との地位協定案を賛成多数で承認し、イラク全土に15万人が展開する米軍の
11年末までの駐留継続を認めた。ただ、協定承認は来年7月30日までに国民投票で
是非を問うことが条件で、そこで否決されれば米軍の撤収は前倒しを迫られる。
いずれにしても03年の旧フセイン政権打倒に始まる米軍の駐留が撤収に向かって
動き始めたことに変わりはなく、米国は軍の再配置など中東戦略の見直しを本格化する。
米イラク両国は17日に協定に調印済み。協定は大統領と2人の副大統領で構成する
大統領評議会の承認手続きを経て発効する。
地位協定は今年末で失効する国連安全保障理事会決議に代わる米軍駐留の法的根拠となる。
駐留米軍は09年6月末までに都市部から撤収し、11年末までに全土から撤収する。
任務外で重罪を犯した米兵に対する裁判権をイラク側が持つことや、
駐留米軍がイラクを周辺国攻撃の拠点としないことも明文化した。(27日 22:46)
日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20081128AT2M2704K27112008.html ▽関連スレ
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