★何者なのか!? アパグループ代表の怪しい人脈
田母神空幕長だけでなく、空自の幹部がこぞって応募していたアパグループの懸賞論文。
どんな募集かというと、アパグループ代表の元谷外志雄氏が「藤誠志」という
ペンネームで書いた社会時評エッセーが単行本化されるにあたり、
「アパグループ第1回『真の近現代史観』懸賞論文」なるものを創設、総額懸賞金500万円と
「全国アパホテル巡りご招待券」を用意し、社会人、学生から高校生以下まで論文を募集したのである。
元谷氏の社会時評エッセーは「アップルタウン」という月刊誌に掲載されたものだが、
この雑誌は元谷氏が編集長になり、毎月5万5000部を発行していたもの。
要するに、自分でカネを出し、自分で編集、執筆したものを単行本化したわけで、
言葉は悪いが「道楽」「趣味」のようなものだ。懸賞論文は単行本の“箔付け”で、
それに空自幹部がこぞって協力していたことになるのである。
一体、元谷氏とは何者なのか。
自己紹介文によると、「小学生時代より読み続けた新聞による知識を、
世界65カ国にも及ぶ遊学と経験で検証し、あらゆる国の文化、慣習を身につける。
社会時評エッセイスト、CFプロデューサー、コピーライター、プランナー、デザイナー、
として活躍する他、射撃、テニス、スキーとともにモータースポーツをこよなく愛し、
オーストラリアFIAワールドラリーにプライベートチームをエントリー……」うんぬんとある。
慶大中退でアパグループの前身、信金開発株式会社を石川県小松市に創設したのは1971年。
いわゆるディベロッパーである。73年にアパ建設設立、74年にアパ住宅を設立と事業を拡大していく。
77年には複合ビルや分譲マンションを、80年にアパホテルを設立し、84年にアパホテル第1号を
オープンさせた。以後は奇抜なCMで事業を拡大。今年だけでも7つのホテルをオープンさせ、
年内に4つのホテルを開業予定。2013年にはグループ総売り上げ3000億円とかうたっている。
●大物政治家からアーミテージ元米国務副長官まで
元谷氏のやり方は自分の雑誌を使って、大物政治家と対談、人脈を広げ、
それをまたビジネスに利用するというものだ。
これまで雑誌の対談に出てきたのは森元首相やアーミテージ元米国務副長官、
民主党の政治家の名前も出てくる。また豪邸で定期的に「日本を語るワインの会」を開催、
ここには安倍元首相や田母神もノコノコ出てきた。アーミテージなんか、何をもらったのか、
「あなたが次の総理になったらどうか」なんてオベンチャラを言っていた。
こうした対談やエッセーで語っているのは、一貫して「自虐史観を排除せよ」というもの。
民間人がどんな思想を持とうが勝手だが、急成長と背後に見え隠れする政治家、空自幹部に
小遣いをやるような懸賞論文には怪しい影が付きまとう。
アパグループの広報は「12月8日に論文の表彰式が行われる。その際、代表が記者会見を行う。
そのときに質問があれば答えるだろう。会社としては何もいえる状況にない」と語るのみだ。
ネタりか
http://netallica.yahoo.co.jp/news/54457 ▽ワイン板の関連スレ
【安倍晋三】日本を語るワインの会【耐震偽装】
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wine/1161241161/ ▽関連リンク
・アパグループ アップルタウン 藤誠志の社会時評エッセイ バックナンバー
http://www.apa.co.jp/appletown/fujiseiji/backnumber.html ・アパグループ アップルタウン ビッグトーク バックナンバー
http://www.apa.co.jp/appletown/bigtalk/backnumber.html