【ノーインテリジェンス】 KY田母神空幕長の国益空爆 不用意な情報発信は危機管理意識の死角から

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14ランボルギーニちゃんφ ★
>>13の続き

●私なりの「愛国」

 海外では私自身が、生半可な右派どころではない、日本文化の独自性と美点を徹底的、具体的に説明して、
相手に完全に納得させるようにしています。
 この際、必ず最初に相手の文化を、表層ではなくその本質から、高いものとして評価、賛美することから
話を始めます。自国の文化だけ称揚などという近視眼は、ただ笑われるだけです。
 アフリカの地方の学校に行ったときは、その国の伝統的なドラムや朗誦の文化が、現代の先進国にありがちな、
詰まらん商用音楽なぞより、どれだけ素晴らしく誇るべきものか、自覚を持とう! という、見ようによっては
極めてナショナリスティックな音楽、芸術の授業と組みにして、物理や数学など国境を越えた科学の授業をします。
一元的なグローバリズムに抗う最大の力は地方の力。全国チェーンのファミレスより私は地野菜イタリアンを
愛しています。
 国際的な視野で見て、必ず相手も納得する、日本の誇るべき歴史や伝統を具体的に語ることが極めて重要です。
この点、右派の論客として知られる東大名誉教授の芳賀徹氏などは、政治的言説は感心しませんが、
こうした部分はきちんと押さえていると思います。
 何をもって「国を愛する」というかは大変難しい問題ですが、国際的な文脈での発言は微妙な緊張関係の中で、
情報発信のあらゆるタイミングに神経を行き届かせて行うというのは、内容の如何以前に、基本中の基本と思います。
一企業の作ったスケジュールに乗って、空幕長が不用意な情報公開など、あってはならないことです。
 私自身が関わっているのは、芸術や学術という限られた場ですが「外交」の基本には全く違いはないと思っています。
 今後の田母神さんの行動を、人物への期待も含めて注目したく思います。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20081104/176177/?P=5

以上