【ダム】 淀川水系４ダム建設「不適切」とする最終意見書を山田啓二京都府知事に提出…諮問機関「淀川水系流域委員会」

★淀川水系４ダム建設「不適切」意見書解

　淀川水系４ダムの建設計画をめぐり、国土交通省近畿地方整備局と対立、自主審議を続けていた
諮問機関「淀川水系流域委員会」の中村正久委員長らが２０日、京都府庁を訪れ、
ダム建設を「不適切」とする最終意見書を山田啓二知事に提出した。
会談後、山田知事は、計画案に対する大阪、京都、滋賀の３府県知事の共同意見について、
１１月中旬までにまとめる方針を示した。

　山田知事は、県議会の議決を必要とする滋賀県の知事意見が１２月議会に提案される見通しを踏まえ、
「現在、３府県知事で意見交換しているが、滋賀の関係を含め（共同意見の取りまとめは）
１１月中旬くらいがタイムリミット」と述べた。

　また、同委員会がまとめた最終意見については「参考にはするが（共同意見で）どういう
結論を出すのかは十分練っていきたい。（整備局と同委員会の）どちらが正しいと申し述べる
段階ではない」と話した。

　整備局は今年６月、同委員会の最終意見を待たずに計画案を発表し、関係６府県の知事に意見を求めている。
このうち大阪、京都、滋賀の３府県知事は、計画案の中で３府県にかかわる部分について共同で意見を出す
方針を示している。

産經新聞　http://sankei.jp.msn.com/politics/local/081020/lcl0810202103008-n1.htm

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