【個人投資家】 「FX取引」利益申告せず 5000万円脱税 王子静波・映画プロデューサーを告発

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1ランボルギーニちゃんφ ★

★「FX」利益申告せず 5000万脱税 映画プロデューサー告発

 個人投資家に人気の金融商品「外国為替証拠金取引」(FX取引)で得た利益を
申告していなかったとして、東京都内の映画プロデューサーの男性が、東京国税局の
強制調査(査察)を受け、所得税法違反の罪で東京地検に告発されていたことが7日、分かった。
隠した所得の総額は平成18年までの3年間で約1億7000万円とみられる。
FX取引では、平成19年に東京、大阪の両国税局が主婦らを所得税法違反罪で告発しており、
FX取引が脱税の温床になっている実態が浮き彫りとなった。

 関係者によると、男性は王子静波(せいは)・プロデューサー。
王子プロデューサーは18年12月までの3年間で、FX取引などで上げた利益を隠し、
約5000万円を脱税、全く申告していなかった。
王子プロデューサーは事実を認め、修正申告に応じているという。

 王子プロデューサーは平成10年に公開された椎名誠さん原作、
三池崇史監督、本木雅弘さん主演の映画「中国の鳥人」のプロデューサーを務めていた。

 FX取引はインターネットによるものがほとんどで、主婦や高齢者などにも浸透。
短期間に少額の元手で利益を得られる一方、悪質業者の横行も社会問題化している。

 株取引と異なり、FX取引を扱う仲介業者には顧客の取引を記した書類を
税務署に提出する義務がなく、投資家の申告漏れを招きやすいとの指摘があった。

産經新聞 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081008/crm0810080151002-n1.htm