【埼玉】滑川総合が浦和学院に快勝 秋季高校野球県大会2回戦

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ソース:WEB埼玉
http://www.saitama-np.co.jp/news10/05/05s.html

滑川総合が浦和学院に快勝 秋季高校野球県大会2回戦

 2回戦8試合が行われ、滑川総合が3―0で今夏の全国高校選手権に出場した第2シード浦和学院を退けた。
春日部共栄、本庄一、花咲徳栄のシード勢はそれぞれ勝ち、3回戦へ進んだ。

 滑川総合は一回、一死二塁から丹羽の適時二塁打で先制。三回にも1点を加え、七回には丹羽、青木の連続二塁打で貴重な追加点を奪った。
浦和学院に7本のヒットを許したが、小田部と村田の継投で完封した。

 今夏の北埼玉大会を制し、全国高校選手権に初出場した本庄一は延長十二回の末、市川口を3―2で下した。
春日部共栄は14安打を放つなど、早大本庄に11―2で七回コールド勝ち。花咲徳栄は富士見に辛勝した。

 埼玉栄は延長十三回の末、大井に2―1で勝った。松山、秀明英光、川口青陵も3回戦へ進出した。

 第3日は5日、市営大宮など3球場で2回戦8試合が行われる。

失敗恐れず真っ向勝負 滑川総合

 すかっと爽快(そうかい)に滑川総合が攻守で圧倒。明るく、楽しく、元気良く。真っ向勝負で今夏の甲子園に出場した強豪・浦和学院に快勝した。
滝島監督は「浦学に勝ったことはなかった。失敗を恐れないでやってくれた」と、はちきれんばかりにほほ笑んだ。

 一回の1点がこの試合を象徴していた。1番平賀が中前打で出塁すると、3番丹羽がひるまずフルスイング。
「自分の方が強いんだと思って打席に立った」と丹羽。
先制点を導く適時二塁打を放った。2―0で迎えた七回も、丹羽と4番青木の鮮やかな連打で貴重な追加点を奪った。

 投げては1年生の小田部が奮闘。スリークオーター気味の独特のフォームからの直球で翻ろうした。
滝島監督が「器用で強気。入学したときから期待していた」という逸材は、走者を背負っても笑顔。
思い切りの良い投球で、継投した村田とともにウラガク打線を完封した。守備も無失策に2併殺と投手陣を援護。被安打7も本塁を踏ませなかった。

 滝島監督は「言葉は悪いが、死んでいるつもりで戦った。だから恐怖はないと話していた」と声を弾ませる。
2人の投手を好リードした捕手大島も「ぶつかっていった。
粘り強い滑川らしさを出せた」と王者を前にしての捨て身を強調。ピンチもスマイルで乗り切った秋晴れ野球≠ヘ、すがすがしく1勝をもぎ取った。

完敗認め出直し 浦和学院

 「打倒・ウラガクの気迫を感じた。運も実力もなかった」と浦和学院の森監督。9年ぶりの県大会初戦敗退も潔く完敗を認めた。

 いきなり一回に先制点を許すと、エース萩原大が崩れた。三回までに被安打5、5四死球で2失点。
継投した真島が立て直し、打線は7安打を放ったが好機に一本が出なかった。

 森監督は「3年生が抜けて、苦しいことは覚悟していた。結果を切実に受け止めて、一からのスタートです」と出直しを誓った。

>>2続く
2ロップイヤー(第二拾二期卒業生)φ ★:2008/10/06(月) 20:41:07 ID:???
>>1続き

辛勝に反省しきり 本庄一

 夏の甲子園出場の本庄一が辛勝。必死に食らいつく市川口を延長戦で退けた。須長監督は「きれいに勝てないよとは言っていた。
守り勝ちです」と白星にも渋い表情だった。

 一回に先制されると、苦しい展開が続いた。エース萩原の好投でしのぐが、打撃陣は振るわなかった。
六回に主砲田村の2点本塁打で一時は勝ち越したが、11残留と課題を残した。
田村は延長十二回にも勝負を決する中前打を放ち、殊勲者となるも「(監督に)言われたことができなかった」と振り返った。

 主将の岡田は反省しきり。「基本的なことがなっていない。
周りのやつがしっかりしないとあの2人(萩原と田村)だけでは勝ち上がれない」と勝負に対する厳しさを求めた。

シードに冷や汗 市川口


 市川口が本庄一に冷や汗をかかせた。長井監督は「よく頑張ってくれた」と選手をねぎらった。

 夏の甲子園出場校との対戦に、「食ってやると思っていた」と主将の日高。
最後まで勝利をあきらめずに戦った。左腕エース小陽も「力の差はない」と手応えを感じた様子。
この日は小陽のほかに3投手が登場し、本庄一の田村に「打ちづらかった」と言わしめた。
日高は「春夏に通じる戦いができた」と力を込めた。

打線の援護に感謝 松山

 エースの我慢にナインの勢いがかみ合い、松山が6―1で越ケ谷を破った。

 エース戸沢が散発4安打の完投勝利。三回に1点を先制されたが、五回、山崎の2点三塁打や星野のスクイズで5点を奪い逆転した。
戸沢は「序盤は思うような球が投げられなかったけど、
点を取ってくれてからリズムよく投げられた」と打線の援護に感謝。同点打を放った1年生佐藤は「とにかく気持ちで打った」とにっこりだ。

 次は優勝候補の春日部共栄戦。主将の星野は「滑川総合も浦和学院を倒したんだから、自分たちもできる」と気合を入れる。
「この勢いを維持したまま共栄戦に臨みたい」と松崎監督。チーム一丸となって大一番に向けて士気を高めていた。
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うわ、母校。