★小沢批判を繰り返す「ヤクザな麻生」「下劣な細田」
臨時国会が始まり、各党の代表質問が行われているが、あきれ返ったのが、
麻生首相の品のなさと細田・自民党幹事長の下劣さだ。
ヤクザのようなしかめっ面でガンを飛ばし、ダミ声で小沢・民主党代表への
挑発を繰り返しているのが麻生ならば、「新橋の酔っぱらいか」という
声が出たのが細田だ。こんな品がない政権は見たことがない。
所信表明演説で民主党に逆質問した麻生は、2日の参院審議でも小沢批判を繰り返した。
小沢が自分の質問に答えていないとして、不満をぶちまけたのである。
大メディアは何も報じていないが、そもそも野党に答弁権はない。
答弁する時間も与えられていない。麻生の質問に答えていたら、野党の質問時間がなくなってしまう。
そのうえ、補正予算をこれから審議するのに、麻生は「民主党は補正に賛成なのか、反対なのかを答えよ」と言う。
ムチャクチャな話で、ヤクザのイチャモンのようなものなのだ。
細田もひどい。1日の質問では冒頭、「予定外だが申し上げたいことがある」と言い出し、何かと思ったら、
ろれつが回らない酔っぱらいのような口調で、延々、小沢の個人批判をまくし立てた。
しかも、アドリブなので論理はメチャクチャ。小沢の過去を列挙し、小選挙区制を導入したことを「強引」と批判。
「(自民から)小沢についていったのは民主党に6、7人。閣僚席に3人。
自民党に15人以上いるが、その方々に聞いてみると、もう小沢政治はコリゴリだと……」とか声を荒らげていたが、
小選挙区制は自民党だって賛成したのだ。
そのうえ、本題の質問は、民主党の政策実現性について、各大臣に答えさせるというもの。こんな質問は見たことない。
●野党に答弁を迫るムチャクチャ論法
「自民党は何としても、麻生VS.小沢の戦いにしたいのでしょう。
だから、小沢代表を挑発しているのでしょうが、国会を政争の場にしていいのか、と思いました。
細田幹事長は異様に興奮していて、語尾もハッキリせず、新橋で酔っぱらったサラリーマンのようでしたね」
(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)
実は、麻生、細田の2人は似ている。ともに地元への利益誘導が露骨だ。いわゆる土建政治屋なのである。
「麻生首相の地元を回ると、点在する麻生関連企業をバイパスが結び、トンネルまでが貫通している。
過去の演説を聞いても『地域のために政治力が重要』『病院建設よりも道路整備を』と平気で言っています。
細田氏も演説会では公共事業関連業者に動員をかけ、『高速道路を西に東に南に延ばすべきだ』
『民主党政権になったら公共事業が削減される』とエキセントリックに叫んでいます」(ジャーナリスト・横田一氏)
薄汚い政治屋がのしあがったせいで、国会の権威は地に落ちている。
Infoseek News
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/06gendainet02038625/