★放火の小川容疑者、戸籍売り金つくった
15人が死亡した大阪市浪速区の個室ビデオ店放火殺人事件で、
無職の小川和弘容疑者(46)=現住建造物等放火と殺人などの容疑で逮捕=が
「戸籍を売って金をつくった」と関係者に話していたことが5日、分かった。
浪速署捜査本部には「生活保護を受ける生活が惨めで死のうと決めた」とも供述。
動機の背景とみられる“転落人生”について捜査本部は調べを進めている。
http://www.sanspo.com/shakai/news/081006/sha0810060248002-n1.htm 「生活保護を受けるような生活が惨めで、家族と別れて情けない。個室で死のうと思った」。
多額の借金や離婚で自暴自棄になったとされる小川容疑者。戸籍を売るほど困窮していたようだ。
知人男性によると、小川容疑者は昨年4月ごろには約600万円の借金があった。
競馬やパチンコなどのギャンブルにのめり込んで借金が膨らみ、複数の消費者金融から
借金返済の督促を受けおびえていた時期もあった。
昨年末には心臓を悪くして入院し、住んでいた賃貸マンションの家賃を延滞した。
退院後の今年1〜2月ごろになって「戸籍を売って金をつくった。戸籍は後でまた戻す」
と話していたという。
生活保護は今春から受け、9月分の家賃は支払っていた。
ただ事件の約2週間前には知人に土下座して1万円の借金を申し入れ、断られていたことが既に判明。
今月1日の逮捕当時も所持金はなかった。
捜査本部は5日午前から容疑者の自宅マンションを家宅捜索。
押収資料から戸籍売買の裏付けなど最近の生活実態を詳しく調べる。
戸籍売買は他人の戸籍を使って不法滞在の外国人らを偽装結婚させたり、
多重債務者に偽の養子縁組をさせて姓を変えることでさらに借金させるなどの犯罪に悪用されることがある。
多重債務者や路上生活者の戸籍を買い取って他人になりすますことで各種ローン詐欺に利用されたケースも。
携帯電話を契約したり銀行口座を開設したりして振り込め詐欺グループに提供することもあり、
戸籍売買のブローカーが暗躍しているという。
小川容疑者が一時期「内田」の姓を名乗っていたことも判明した。
捜査本部は戸籍売買との関連性や、姓を変えることでさらに借金を重ねていなかったかなどの調べも進める方針。
サンスポ
http://www.sanspo.com/shakai/news/081006/sha0810060248002-n2.htm ▽関連スレ
【絶望】 「人生に絶望した」 有名企業社員(46)が離婚、退職、借金で自暴自棄 「格差が生んだ事件の典型」と識者…個室ビデオ店放火
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1223011268/