ソロモン諸島に「マンゴーの季節」がやってきた―市場の屋台には色鮮やかなマンゴーが並び、
街中では子どもたちが木に登り、下で待つ大人の指示に従ってマンゴーの実を採る姿があちこちで見られるようになった。
子どもたちにとって、マンゴーの木に登ることは待ち遠しい“行事”の一つ。
Junior Touvusia君(12)は、
「学校に先生が来ない日は、早く帰って誰よりも先にマンゴーを採ることができるんだ。
この季節になると、マンゴーの木に実がたくさんなるのでとっても楽しいよ」と話す。
「公共の場所で実を採っていると、いつも警察官に注意される。
石をぶつけて実を落とすんだけど、大抵の場合は石が建物の屋根に引っかかっちゃうからね。
運が悪くて実があんまり採れない時は、許可を得てから私有地の木に登ることにしてるよ」
と語るのはBernard Sibi君(10)。
甘くておいしいマンゴーを味わうためなら、子どもたちはどんな苦労も惜しまないようだ。
市場では1個5ソロモンドル(約70円)ほどで売られ、お小遣いでは到底手が届かないであろうマンゴー。
不法侵入してまでマンゴーを採ろうとする子どもを責めるのは酷かもしれない。
http://www.web-tab.jp/article/4493 ※依頼スレより。