★セロスとドービサが3つ星に昇格…「レ・メイユール」
フランスの代表的ワインガイド「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス」2009年版が発刊され、
シャンパーニュのジャック・セロスとシャブリのドービサが最高評価の3つ星にそれぞれ昇格した。
このガイドは「レビュー・デュ・ヴァン・ド・フランス」社が出版し、
世界ソムリエコンクール・チャンピオンのオリビエ・プーシェ氏らが監修している。
ミシェル・ベタンヌ&ティエリー・ディソーヴのコンビによる「ル・クラスマン」の
基本スタイルを引き継いでおり、個々のワインは20点で、生産者は最大3つ星で評価する。
2009年版では、前年より1軒少ない48生産者が3つ星に格付けされた。
シャンパーニュでは、ジャック・セロスが前年のエグリ・ウーリエに続いて
レコルタン・マニピュランとして3つ星入り。ボランジェ、クリュッグ、サロンと並んで計5軒が選ばれた。
ブルゴーニュは、シャブリのウィリアム・フェーヴルに代わってドービサが計15軒の3つ星に入った。
DRC、ルロワ、デュガ・ピィ、ルソー、モルテ、コシュ・デリ、ルフレーヴらは変わらず。
前年より2軒少ない15軒が選ばれたボルドーでは、左岸5、右岸3の8大シャトーのうち、
オー・ブリオンとシュヴァル・ブランが星を減らした。
ラ・ミッション・オー・ブリオン、コスデス・トゥルネル、ラフルールなどは変わらず。
ダイスなどアルザス3軒、ダギュノーなどロワール3軒、ラヤスなどローヌ6軒、
ジュラ・サヴォワ1軒の顔ぶれは同じだった。
讀賣新聞
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/wnews/20080903gr0a.htm