続報
★サンテミリオンのワイン、米国に輸入へ
格付けが変更になったボルドー・サンテミリオンのワインの米国への輸入問題は、
連邦政府当局が輸入を差し止めない姿勢を示し、ひとまずは解決に向かいそうだ。
サンテミリオンでは、2006年の格付けが無効となり、フランス政府が無効になっていた
1996年の格付けを復活させた。このため、06年にプルミエ・グラン・クリュ・クラッセBと
グラン・クリュ・クラッセに昇格した8シャトーは、法的には昇格前の格付けをラベル表示する必要が出ている。
米国のアルコール、タバコ及び火器取締局は、消費者の利益保護の観点から、
8シャトーの06年ヴィンテージ以降のワインの輸入を差し止める構えを見せていたが、
フランス政府から事態を説明する書面が届いたのを受けて差し止めは中止。
8シャトーのラベルを調査するにとどめる。
問題となっている8シャトーでは既にプリムールで販売している在庫も抱えている。
今後の輸出を前に不本意なラベルを張ることを迫られ、不満が高まっている。
讀賣新聞
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/wnews/20080821gr02.htm