★「中正紀念堂」復活か 「台湾化」の改名、揺り戻し
台湾の教育部(教育省)は陳水扁前政権が昨年7月に名称を「台湾民主紀念館」に変更した
旧中正紀念堂について、名称を元に戻すかどうかを各界の代表者で構成する会議で決めると発表した。
半年以内に結論を出す。
旧中正紀念堂は「中正」と名乗った故・蒋介石元総統の死を悼んで建設された。
今年5月に発足した馬英九政権は中台関係改善を目指し、陳政権が進めた台湾化の見直しを進めている。
「台湾郵政」となった国有郵政会社も元の「中華郵政」に戻している。
陳政権はその前の国民党政権を「外来政権」と批判して台湾化を進め、
国有企業の「中国石油」を「台湾中油」に、「中正国際空港」を「桃園国際空港」に
変更するなど改名運動を続けていた。(台北=新居耕治)(22日 23:01)
日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080823AT2M2103W22082008.html