【狂牛病】 牛海綿状脳症(BSE)全頭検査継続いつまで? 「科学的には不要」でも横並びで自治体は継続

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1ランボルギーニちゃんφ ★
★BSE全頭検査継続いつまで? 「科学的には不要」でも横並び
■PR不足…消費者の不安「消せない」

 国産牛のBSE(牛海綿状脳症)検査で、生後20カ月以下の検査に対する
国の補助が先月末打ち切られた。だが検査を行ってきた77自治体は、
今月以降も独自予算で継続。担当者の多くは「科学的には不要」と考えるが、
消費者の「安心」と、“横並び”を抜けて生じる不利益への不安から、
どの自治体も中止を言い出せないようだ。検査をまかなうのは税金。
財政が厳しい中で、専門家が「安全面で必要なし」とする検査をいつまで続けるか、
自治体には悩ましい問題だ。(平沢裕子)

 BSE検査は、初めて国内で感染牛が見つかった直後の平成13年10月から始まった。
当初は全頭を対象に行っていたが、専門家からなる食品安全委員会が17年5月に
「検査を21カ月以上の牛に限っても、人に対する危険度は変わらない」と判断し、
これを受けて同8月から検査対象は21カ月以上に限定された。

 しかし、独自に全頭検査継続を表明する自治体が相次いだことから、
国は今年7月末までの3年間に限り、20カ月以下の牛の検査にも補助金を出してきた。

 国が出した全頭検査の補助は18年度で16億円。このうち約2億円が20カ月以下の
牛に充てられており、今後は自治体がこの金額を負担することになる。

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080822/trd0808221109002-n1.htm

 産経新聞が検査を実施している77自治体のうち44都道府県に聞いたところ、
負担額が最も多いのが北海道で、4万5000頭分の検査キット代として
2000万円(今年度残り8カ月分)を計上している。
担当者は「20カ月以下の検査をやめても危険度が変わらず安全性に問題ないとは
思っているが、住民の理解が得られない以上、やめるわけにはいかない」という。

 来年度以降についてはまだ未定だが、仮に今後5年間継続した場合、
年間で3000万円として1億5000万円の負担となる。

 「財政非常事態」を宣言している大阪府も441万円を負担、これは北海道、青森県に次いで3番目だ。
担当者は「継続に科学的根拠がないことは分かっているが、府民の意識調査では9割が不安と答えており、
消費者の不安がまだ払拭されていない。また、大阪府だけがやめた場合、市場に与える影響も少なくない」
と説明する。

 どの自治体も「うちだけやめるわけにいかない」と考えるのは、売り場に「検査済み」とそうでない
牛肉が並んだ場合、消費者の多くが「検査済み」の方を「安全」と考える可能性があるからだ。
実際は安全性に変わりはないが、多くの人がこの点を理解していない現状では、検査をやめることで
産地のブランド力が落ちることを心配しているのだ。

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080822/trd0808220750001-n2.htm

 どこかの自治体が「検査をやめる」と言い出すのを待っている状況といえる。(続く)

産經新聞 http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080822/trd0808220750001-n3.htm

▽過去スレ
【狂牛病】 国産牛の牛海綿状脳症(BSE)の全頭検査、全国76自治体の8割超が自主財源で継続へ 「科学的に無意味」と厚労省
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1209114587/
【狂牛病】 世界で日本だけ20か月以下の国産牛の牛海綿状脳症(BSE)全頭検査を「やめられず」継続 国の補助終了後は自治体独自で
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1215765644/
【狂牛病】 牛海綿状脳症(BSE)の全頭検査 国が補助を打ち切る8月以降もすべての自治体が継続
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1217485484/

続きは>>2-4
2ランボルギーニちゃんφ ★:2008/08/22(金) 13:09:38 ID:???
>>1の続き

 では、都道府県の中でも大きな影響力をもつ東京都はどうだろう。都では対象となる牛が
1日2〜3頭で、21カ月以上の牛を検査した余りのキットを活用するため、継続しても予算はゼロ。
こうしたこともあって担当者は「全体的な流れに従う」という。

 そもそも、20カ月以下の牛を検査対象から除外した3年前に、検査継続の自治体に
助成金を出すべきではなかったとする声もある。また、自治体担当者からは国のPR不足への
不満の声も上がる。

 厚生労働省監視安全課は「助成は当時の社会情勢などからやむをえなかった」としながら、
「きちんと説明すれば理解してくれる方は多いが、まだうまく声が届いていない面があるのも事実。
地道に努力して、国民の多くが大丈夫と思える状況になるように、自治体の活動を支援していきたい」
と話している。

以上
3名前をあたえないでください:2008/08/22(金) 13:14:49 ID:ywBs+hPO
日本は往々にして行動原理を科学的合理主義に求めず、単に惰性や周囲の雰囲気で行動する。
4名前をあたえないでください:2008/08/22(金) 13:17:05 ID:jWN43bIT
東京にはあんまり牛いないもんなあ
小さい頃世田谷に牧場があって感動したものだ
線路の北に畑があったのもびっくりしたが
線路の南は見渡す限り家ばかりなのに
5名前をあたえないでください:2008/08/22(金) 13:33:31 ID:46u7yAia
これ、検査を始めた当初から
獣医の知り合いは「科学的には意味無いが、
住民の情緒には勝てん」とぼやいてたんだよな。
専門家の話を聞かん市民にご満足いただくために、
俺らの税金は無駄遣いされてんのか……と複雑な気分だった。
6名前をあたえないでください:2008/08/22(金) 13:38:43 ID:t1myKqE+
利権化
7名前をあたえないでください:2008/08/22(金) 13:39:13 ID:Z9pMomB6
理想の中にしか存在し得ない「100%安全」から1%でも外れたものを
全て危険視し消費者の不安を煽るマスゴミが元凶。
8名前をあたえないでください:2008/08/22(金) 13:47:53 ID:pQlDc4ik
アフリカ支援に1兆3000億円だっけか。
どっちが無駄使いか。
それにアメリカのアルツハイマー患者推移も公表しろよ。

9名前をあたえないでください:2008/08/22(金) 14:09:19 ID:w3tGZhCw
人間の全頭検査をして肝炎やエイズの感染防止をするほうが
健康を守る意味では効果的だろう
10名前をあたえないでください:2008/08/22(金) 14:48:43 ID:jWN43bIT
>>7
毒餃子のときも日本の検査体制がどうのといってたしな
すべての成分わかるなら(その毒性も)苦労しないわ
11名前をあたえないでください:2008/08/22(金) 15:37:16 ID:K/QZTD9M
年間3千万くらいはらっとけ。
そうすれば21ヶ月以上の牛が若い牛に紛れ込む心配無くなる。
12名前をあたえないでください
消費者の不安消すまえに、いんちき業者が出てくるんだろ。