★26人に年金1億円弱未払い 千葉、1年半も非公表
千葉社会保険事務局(千葉市)が昨年1月の時点で、手続きミスから
年金受給者26人に計約9700万円の年金が未払いになっているのを
把握しながら公表していなかったことが8日、分かった。
事務局が同日になって発表した。
未払い分の支給は昨年3月から順次進められているが、
事務局側は非公表について「支給が完了していないため」と弁明している。
今年9月までに全額完了の予定。
事務局によると、老齢年金などを受給していた26人は
1987−2005年度の間、配偶者が死亡するなどして、
遺族厚生年金など新たな年金の受給権が発生した。
2つの年金は同時に受給できないため、同事務局や県内5カ所の
社会保険事務所は26人に対し、支給額が高い方を選択するのに
必要な書類があることを伝える必要があったのに、説明しなかったり
説明が不十分だったりして、支給額が低い方の年金が支払われる結果になったという。
47NEWS
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008080801000747.html