★南オセチア問題でのロシア声明案採択できず、国連安保理
【ニューヨーク=長戸雅子】国連安全保障理事会は7日、グルジア軍が
同国北部の親露分離派地域、南オセチア自治州への大規模攻撃に乗り出したことを受け、
緊急の非公開協議を開いた。ロシアは双方に武力行使放棄などを求める報道機関向け
声明案を配布、8日未明まで協議は続いたが、全理事国の合意を得られず声明を
出すことはできなかった。
協議はロシアの要請で開催された。声明案は、南オセチアの状況に深刻な懸念を表明。
グルジア政府と南オセチア分離派政府双方に「流血の事態と武力行使を直ちに中止するよう要請する」とし、
交渉に戻るよう呼びかけている。
ロシアのチュルキン国連大使は協議後、「いくつかの理事国が『武力行使の放棄』という
文言に消極的だった。遺憾なことだ」と直接の名指しは避けながらもグルジア側を支持する
米欧に不満を表明した。
グルジア側は「交渉を拒否し、近隣の(グルジア人の)村を攻撃したのは分離派政府側。
われわれは自国民を保護する義務がある」と強調した。
産經新聞
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080808/crm0808081851024-n1.htm ▽関連スレ
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