★オバマ氏暗殺予告で逮捕 冗談だったと容疑者
米大統領警護隊(シークレット・サービス)が、大統領選の民主党指名候補となる
オバマ上院議員の暗殺を公言していたとして、脅迫容疑でレイモンド・ガイゼル容疑者(22)を
南部フロリダ州で逮捕、宿泊先のホテル室内や車内から銃や徹甲弾を含む弾薬を押収したことが分かった。
米メディアが7日、一斉に報じた。
米国初の黒人大統領を目指すオバマ氏に対しては人種差別主義者などによる
暗殺の懸念が再三報じられ、シークレット・サービスが昨年5月から警護をつけているが、
実際に逮捕者が出たのは初めてとみられる。
ロイター通信によると、容疑者は7月末にマイアミで開かれた会合の席上、
オバマ氏について「あの黒人野郎が大統領になったら暗殺してやる」と殺害を予告。
今月2日に逮捕された。ブッシュ大統領にも嫌悪感を示し、頭に銃弾を撃ち込んでやると話していたという。
調べに対し、容疑者は発言は冗談だったとして暗殺の意図を否定。
一方で捜査員には「殺すのならライフルで撃つ」などと漏らしていたという。
容疑者は子どもの時に虐待を受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の
検査に自発的に通っていると主張している。
スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080808024.html