マンション建設工事を発注したと偽り土地の所有者から代金約2000万円をだまし取ったとして、堺署は31日、詐欺容疑で、
大阪市北区のマージャン店員、照林武容疑者(59)を逮捕した。余罪があるとみられ、被害総額は約9000万円にのぼるという。
被害者の1人がインターネットに容疑者の実名を書き込んだことが逮捕のきっかけとなった。
照林容疑者は調べに「借金を返すために使った」と供述しているが、「マンションは建てるつもりだった」と、一部容疑を否認して
いるという。
調べでは、照林容疑者は不動産会社を実質経営していた平成17年12月、堺市内の銀行で、マンション建設地の所有者の
男性会社員(39)に、「建設会社にマンション工事を発注しているから2000万円を振り込んで」と偽り、約2000万円を詐取した
疑い。この男性は別に約5500万円をだまし取られているとみられるという。
同様の手口で照林容疑者から約1500万円をだまし取られたという大阪府泉大津市の男性が「大阪にいると思います
照林武を探しています 詐欺罪ですでに警察には届け出しています」とネット上に書き込み、それを見た人が「よく行く
マージャン店でその名前の男が働いている」と同署に届け出た。
ソース(MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080731/crm0807312226034-n1.htm