北海道立消費生活センターは30日、旭川市の男性が中国で購入した熱かん用の
金属製容器から、食品衛生法で定める基準を超す鉛成分を検出したと発表した。容器に
60度のお湯を入れて調べた結果、基準値の約20倍の鉛が溶け出したという。
同センターによると、男性は平成18年11月に中国・杭州のレストラン売店で
容器を購入。帰国後、妻が日本酒を入れて飲んだところ吐き気を訴えた。しばらく
放置していたが、今年2月、センターに相談した。妻の体調不良と容器との因果関係は
不明という。
センターは「同じ容器を購入した人は、酒などを入れて飲まないでほしい」と注意を
呼び掛けている。
▽産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080730/crm0807301953027-n1.htm