中国製ギョーザ中毒事件を受けて厚生労働省は30日、国内の有機リン系農薬による中毒患者の
発生状況を調査した結果、新たな患者は確認されなかったと発表した。
患者はこれまで千葉県と兵庫県の計10人が確認されている。医療機関を受診した人が全国で
計1086人おり、厚労省が被害の確認を進めていた。
同日の薬事・食品衛生審議会の食品衛生分科会で報告された。
それによると、入院例も38件あったが、いずれも胃腸炎などで中毒症状は確認できなかった。
また、原因となったギョーザを製造した中国・天洋食品製の冷凍食品の検体約6000件を調べたが、
すでに判明している分以外に高濃度の農薬は検出されなかった。
ソース
http://www.47news.jp/CN/200807/CN2008073001000785.html