源氏物語が世に出てからことしで1000年になるのにあわせて、
作者の紫式部をイメージしたロボットが作られ、大津市で披露されました。
「MURASAKI」と名付けられたロボットは、紫式部が源氏物語の構想を練ったとされる
大津市の石山寺で披露されました。
高さが30センチほどで、色白で黒髪の女性が十二ひとえを着ている様子を
現代的にデザインしており、肩口からすそにかけての流れるような曲線が特徴です。
スイッチを入れると、源氏物語を朗読しながら目や口もとがほのかに光るほか、
手もとから扇子を出してポーズも決めます。作ったのは、アメリカの科学技術雑誌で
「未来を変える33人」にも選ばれた大津市のロボットクリエーター、高橋智隆さんです。
高橋さんは、二本足で歩行するロボットの製作で有名ですが、今回は女性が静かに
歩くイメージを大切にして車輪で進む仕組みにしました。
高橋さんは「ロボットのデザインと源氏物語の世界観をうまくミックスさせるのが難しかったです」と
話していました。大阪から訪れた女性は「ロボットと着物の組み合わせが、かわいらしく感じました。
しずしずと歩く様子もよかったです」と話していました。ロボットの「MURASAKI」は、
26日から一般に公開され、源氏物語千年紀が開かれている石山寺で観光客を出迎えます。
ソース元動画あり
NHK動画ニュース 2008年07月25日
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013109391000.html 紫式部ロボット写真
http://www3.nhk.or.jp/news/K10031093911_01.jpg 関連スレッド
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