北海道教育委員会は23日、顧問をしていた陸上部の生徒を沖縄県での合宿に参加させるため、
保護者から学校にうその連絡をさせたとして、空知管内の高校の男性教諭(47)を戒告の
懲戒処分にした。
道教委によると、教諭は昨年3月3日から7日までの間、校長の承認を得ずに陸上部員の
男女6人を沖縄で行った合宿に引率した。
部員は教諭宅に下宿していたが、保護者に「教諭の都合で生徒は実家に帰る」と学校に連絡させ、
授業を休ませていた。
学校の規定で、部活動の合宿は学校近くの施設などで行うことになっていた。
保護者側は沖縄での合宿を知っていた。
教諭は「記録向上のため暖かい沖縄で合宿したかったが、学校に認められないと思った」と話しているという。
今春、卒業生の親から学校に通報があり、問題が発覚した。
スポニチ
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