【知内】ポーランドの化学者、ピョートル・クルピンスキさん(43)が十八日、
知内高を訪れ、二年生の四十六人に最先端技術のナノテクノロジー(超微細技術)
について授業を行った。
クルピンスキさんはポーランド中部の工業都市ウッジにあるウッジ工科大学の研究者で、
北大に留学経験もある。妻の吉田祥子さんが木古内町出身であることから、大学の休みを
利用して七月中旬から木古内町に滞在している。吉田さんの兄が知内高PTA役員を務めており、
講義が実現した。
クルピンスキさんは、一ナノメートルが一メートルの十億分の一であることを説明し、
ナノテクを活用した医療装置や、化粧品などを紹介した。クルピンスキさんは
「日本語で教えるのは初めての経験で楽しかった」と話した。
また、クルピンスキ夫妻が企画した、ポーランドのアウシュビッツ収容所の写真パネル展が
知内町中央公民館で開かれている。同収容所はナチスドイツによるユダヤ人大量虐殺で知られる。
八月九日まで。(満園徹)
北海道新聞 2008年07月23日
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/106681.html 知内=しりうち
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