【吉野氏の「コップ下の1万円」 4つ折り、レジに入れた 五條市百条委】
五條市の吉野晴夫市長が元暴力団幹部を通じて、榎信晴前市長の辞任を工作したとされる問題で、
吉野市長の答弁虚偽疑惑と公職選挙法違反疑惑に関する市議会の調査特別委員会(=百条委、樫塚凱
一委員長、8人)は22日、委員会を開き、平成16年12月の市長選挙に関して4人の証人喚問を行った。
今年4月25 日の証人喚問で、自営業女性(61)は、市長選の告示前に女性の店で飲食したメンバー10
人の名前を提出。その中から今回2人=自営業男性(60)、農業男性(64)=が出頭、「行ったことはある
が、メンバーその他も記憶にない」などと証言、当時を裏付ける証拠には結びつかなかった。一方、
元同店従業員の女性(60)は、吉野市長から飲食代金として1万円がコップの下に置いてあった経緯な
どについて、置いてあった時の折り方などを具体的に説明、レジに入れたことも証言。
吉野市長の「一切ない」という言葉に真っ向対立した。[07月23日]
▽ソース:奈良日日新聞
http://www.naranichi.co.jp/20080723ne2298.html