徳島県阿南市の阿南東部土地改良区で、会計担当の女性職員(60)が、2007年11月ごろから
今年7月にかけ、同改良区の事業資金を着服していたことがわかった。
総額約6億円が使途不明になっており、同改良区は17日付で女性職員を懲戒免職。近く、被害が
確認できた約3000万円分について業務上横領容疑で阿南署に告訴する。
同改良区によると、女性職員は07年11月から、事業資金を管理する普通預金を別の口座に
振り替えたり、定期預金を解約したりして着服していた。
使途不明金には、土地改良事業に対する県からの委託金や、国の河川事業のために地権者が提供した
土地の売却代金などが含まれているという。
女性職員は内部調査に対して大筋で着服を認め、「借金を抱えている長男に渡した」と話したという。
▽ソース:読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080719-OYT1T00562.htm